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馬追和牛® 美味しい和牛食べて下さい!黒毛和種一貫肥育牧場 北海道長沼ファーム
4 ~ 5 分
【はじめに】
はじめまして、私たちは北海道長沼(ながぬま)町で黒毛和種の一貫肥育生産牧場の有限会社長沼ファームです。私たちは現在、自社牧場の和牛の「馬追(まおい)和牛®」を生産しています。
私は、代表の森崎睦博と申します。当社は1969年に創業し、2014年に私は父親から引き継ぎました。
二代目となる私は、1997年に同社に入社しました。現在は18名の仲間と共に日々和牛生産に取り組んでいます。
@代表の森崎睦博です!
【この数年の困難① -2018年10月 北海道胆振東部地震で震度6強-】
2018年10月 北海道胆振東部地震が発生し、当社分場のある安平町が震源地でした。
安平町では震度6強の非常に強い震災に遭い、隣町の厚真町では震度7にも至りました。
幸いにも当社の従業員やお母さん牛、子牛達にはケガが有りませんでしたが、ブラックアウトにより停電が3日間続き、非常に困難な時期でした。このブラックアウトの間は、非常用発電機などを駆使して乗り切りました。牧場周辺の道路や牧場内の農地は地殻変動で隆起しました。
そんな復興のさ中、2020年に新型コロナウイルス感染流行が始まりました。
【この数年の困難② -2020年2月 新型コロナウイルス流行で需要が激減- 】
2020年2月頃から北海道では全国に先駆けて新型コロナウイルスの感染者が出始め、2月下旬には北海道知事による「北海道緊急事態宣言」が発令されました。この時には、北海道全域の学校が休校、卒業式の中止等様々な影響が有りました。北海道は日本、海外の観光客も多かったですが、新型コロナウイルス感染症の影響で北海道の観光、飲食の分野では現在も壊滅的なダメージが出ています。
2020年度上期(4月から9月)の北海道の中心都市札幌市の観光客入り数では、前年度の69.1%減少となり、外国人宿泊者数は99.5%減少となっています。更に、日本からインバウンド需要が喪失しました。その影響で和牛の市場相場が2019年4月期では約40%も下落しました。(当社A3ランクで比較)
ウイルスの影響で世界の情勢が変わっても、私たち牛飼いの日常は不変です。
約1100頭の黒毛和種の牛たちを毎日飼育しています。
いつものように変わらず大切に一頭一頭の牛を愚直に365日大切に育てるだけです。
@当社の牛舎
【一貫肥育の取り組みが、常に美味しい和牛づくりの秘訣】
受精、妊娠期間、分娩、出生、育成、肥育のすべてのステージを私たち自身が管理します。
@私たちの牧場は北海道内に2か所有ります。
<①長沼(ながぬま)本場について>
北海道の石狩平原の南東にある丘陵の「馬追-まおい」という地域に有ります。「まおい」という名称は、北海道の先住民族アイヌの言葉で「ハマナスの実があるところ」を意味する「アウ・オ・イ」に由来します。新千歳空港から車で30分、札幌市から車で40分程度の場所に位置しています。
長沼本場では主に6か月齢から28か月齢の出荷まで育ちます。
<②安平(あびら)分場について> ※お母さん牛がいます。
分場にはお母さん牛がいて、受精から分娩まで行います。妊娠期間をここで過ごし、出産を迎えます。出産後の子牛たちは生後3か月間は毎日6リットルのミルクを飲み、6か月までこの牧場で過ごします。
@お母さん牛(右)と出産直後の子牛(左)
私たちのこだわり
私たちは「一頭一頭のストーリーが見える