キッチンカーで吉祥寺から必要とされている場所へ。

キッチンカーで吉祥寺から必要とされている場所へ。
東京は吉祥寺。駅から少し外れた古びた建物に、個人の小さなお店「ホサナカフェ」を構えて5年目。コロナでのピンチを新たな一歩に変えるべく、ずっと前から考えていたキッチンカーを始めるためのプロジェクト。


camp-fire.jp
キッチンカーで吉祥寺から必要とされている場所へ。
5 ~ 6 分

【ご挨拶】

はじめまして。

東京の吉祥寺駅からのんびり歩いて20分。小さな小さなカフェを営んでおります、HOSANNA CAFÉ(ホサナカフェ)オーナーのハンナです。

この車は新しい相棒キッチンカーの「ろばお」。
ろばおについてはまた後ほど、、、
拙い文章ですが最後まで読んでくださればとてもとても嬉しいです。

改めまして。
数ある中から、このページをご覧いただきありがとうございます!

2016年のオープンから5年目に入り、こじんまりと自分のペースで営業を続けてまいりましたが、2020年のコロナの影響もあり、とても厳しい状況に追い込まれました。

しかし、このピンチをチャンスに、またオープン当初から思い描いていた「いろんな場所へ出て行く」ことを叶えるため、そして大切なお店を守るため。

2021年、新たなステージとして『キッチンカー』を相棒「ろばお」と共に始めます!!!

【お店のこと】

キッチンカー「ろばお」のお話、、、の前に少しお店のことをご紹介します。

①カフェを開いた理由

もともと、カフェを開きたいというのは母の夢でした。

よく人を招く家で、おもてなし上手な両親の元に育ちました。娘の私から見ても母の持つセンスは本当に素晴らしく、母が愛情を持って育てる木々や花々が私たち家族の暮らしを豊かにし、どんな時も手作りの料理やおやつで心もからだも守り、そしてその朗らかであたたかい人柄は、いつも私を励まし祈り支えてくれました。

いつか母の夢であるカフェをプレゼントしたい、そんな想いを胸に秘めながら学生時代を過ごし、当時は別の夢のために栄養士の道へ。社会に出て働く中で、だんだんと小さな頃から秘めていた想いが大きくなり、いつしか母の夢が自分の夢になっていきました。

決断をしたのは25歳のとき。自分にとっても節目の年で、そんな中ふと、母と共に働ける時間はあとどれくらいあるのだろうと考えたとき、実はあまりないのではないかと気付きました。普段はの〜んびりマイペース過ぎる性格ですが、考えが確信に変わったときのスピード感には自分でも驚きます。笑

カフェを開く。そう決めてから理想的な物件に出逢うまで時間はかかりませんでした。駅から少し遠いけど、たくさんお金はないけれど「ここでカフェを開こう」その大きな決断の半年後。なんと母の誕生日にプレオープンを迎えることが出来ました。最高の形での第一歩。忘れもしない2016年のことです。

②お店のこだわり

コンセプトは小さい頃、たくさんの人が集っていた「私の家のリビング」
気軽に遊びに来て、ゆっくりしてって、自由にくつろいでって~てな感じ。
今まで巡りに巡ったカフェ。私だったらこうするな、あの木は絶対置こう、やっぱりトイレはこだわりたい。頭の中に詰め込んできたたくさんのアイデアをひとつひとつカタチにした、「私の家」だからこそ、ここでは何より、私がリビングで感じていた「癒し」や「心とからだの豊かさ」そして「心からの平安」を感じてほしい、日常の中に自然とそこにあってホッとくつろげる心地よさ、そんな場所でありたい。
接客、というよりはおもてなし。必要以上でもそれ以下でもない、その人に合った「ちょうどいいところ」を目指しています。

美味しい料理、おやつやドリンク、癒される緑たち、コーヒーの香り、焼きたてのおやつの匂い。どれが1番オススメ、この店の目玉商品!というのはなく、どれもが居心地の良い「空間」を作るための大切なア