3.11から10年。鎌倉で生まれた、もう一つの物語。映画『発酵する民』全国公開へ

から言えるあの時のことや、そこからの変化を描いています。

新たに生まれた唄や踊りとともに、鎌倉のパン屋さん「パラダイスアレイ」の勝見淳平さんや、「寺田本家」の寺田優さん、「地球暦」考案者の杉山開知さんなども取材し、人間以外の存在(微生物や惑星の動き)にも目を向けていきます。

そして、いわゆるストーリーから外れてしまうような瞬間。映画というメディアだからこそ描ける時間を見つめていきます。

異なる要素をダイナミックに交差させて、混沌とした中で見つかるものは、今、コロナ禍にいる私たちに響いていくものがあると感じています。

鎌倉のパン屋、パラダイスアレイの店主 勝見淳平さん

創業340年以上になる酒蔵「寺田本家」(千葉県神崎町)の寺田優さん

・「鎌倉」で生まれた映画

映画の主な舞台は、古都・鎌倉。海と山に囲まれた街です。鎌倉には、 国会も東京電力本店もありません。この国の中心から少し外れた場所だからこそ、生まれたもの、見えてくる日本の姿があると思っています。

この映画が生まれた場所も、鎌倉の映画館です。映画は、鎌倉の川喜多映画記念館が上映を組んでくださり、先行上映を行いました。コロナ禍では異例の6回上映が全席ソールドアウトするなど好評でした。

初回上映時。暗闇の中に、この映画が映し出された瞬間、映画『発酵する⺠』がこの世に生まれたと感じました。この映画は鎌倉から、皆さんの街に旅に出ます。

資金の使い道

ドキュメンタリー映画『発酵する⺠』は、制作費は約600万の予算規模の映画です。現在、映画館での上映や、自主上映会を開催するために、配給業務をしています。

制作費の他、配給宣伝費や海外展開には、約230万円がかかりますが、このうちの120万円を支援していただきたく、プロジェクトを立ち上げました。具体的には、以下の内訳です。

<皆様に支援していただきたい経費>
映画館上映素材制作費(DCP) 30万円
予告編編集、制作費(DCP) 10万円
英語版制作費(翻訳費、編集費) 50万円
自主上映会用の映像素材制作費 10万円
劇場などへの営業活動費 20万円

<この他にかかる主な経費>
試写会運営費 10万円
劇場公開、自主上映会の宣伝費(外注含む) 40万円
海外展開の活動費(外注含む) 15万円
ポスター、チラシ等の印刷費 15万円
トークゲスト等の謝金 15万円
ホームページ制作費(デザイン更新・サーバー契約料) 15万円

明け方に見える金星

リターンについて

ご支援額に応じて、以下のリターンを準備しております。

・監督からのお礼のメール

・支援者の限定記事(撮影のエピソードや、リアルタイムで進む全国公開への道のり秘話、経費のことなど、ここでしか話せないことを限定公開で記事にします。)

・映画のオリジナル手ぬぐい、ステッカー、フライヤー

・映画の公式ホームページ「支援者一覧」にお名前を掲載

・劇場公開後の自主上映会の開催権利(1回上映)

・劇場公開後の自主上映会の開催権利(1回上映、監督トーク付き、交通費別途)

・活動記録映像の制作 (撮影半日程度。完成尺最大3分程度。交通費別途)
映画のクレジット

ドキュメンタリー映画『発酵する⺠』 (2020年/92分)
東京ドキュメンタリー映画祭上映作品
出演 瀬能笛里子 大嶋櫻子 山口愛 川崎直美 やまもとゆうすけ 高橋彩
杉山開知(地球暦 考案者) 勝見淳平(ハ