世界最大の日本文化の祭典 Japan Expo 出演を夢見る中学生劇団員を応援!

Theatre Japanが過去に

新国立劇場・梅田芸術劇場・博多座 など

日本有数の劇場にて公演活動を行ってきたことも、

ディズニーやブロードウェイ など

著名作品のライセンス契約を結んできたのも、

全てはメンバーにとって

貴重な青春を賭けて挑戦する価値のある

心躍る目標を共有するため、です。
【3】ALICE IN Wonderland とは?

『中学生の等身大の魅力を120%引き出す』

Youth Theatre Japan は毎年8月に

ミュージカルの定期公演を主催しており、

過去のレパートリーの多くは

海外プロダクションの上演権を取得して

原作の構成や演出を踏襲するかたちで

実施してきました。

ディズニーミュージカル

『101 Dalmatians 101匹わんちゃん』や

ブロードウェイミュージカル

『A Tale of Two Cities 二都物語』など。

しかし

これらの作品のどれを振り返っても、

『中学生が等身大の魅力を

最大限に発揮できる作品』

はありませんでした。

可愛らしい仔犬を演じるには

成熟しすぎているし、

フランス革命に身を投じる活動家としては

幼すぎる。

人生で最も多感な年頃を迎え

心身の急激な変化に伴う戸惑いと相まって

全力疾走できずに燻っている姿を横目に、

パートナーとして

もっと彼らに貢献できることがあるはずだ

と信じていた私は、

『等身大の彼らが

まずは日本全国で一番

イキイキと輝ける空間

を創り上げること』

を必達目標として掲げ、

ALICE IN Wonderland

の企画制作に着手しました。

当時も今でも変わらぬ想いで

最も大切にしていることは、

出演者全員が「これは自分の作品だ」と

誇りに感じるプロダクションにすること、です。

オールスターキャストの群集劇、

お客様を360°取り囲む舞台構造、

シャープなダンス演目と豊かな合唱表現、

アドリブ・集団コント・一発芸 など、

『出演者一人一人の色が重なり合い

全員が自然体の魅力を思う存分発揮できる』

そのような環境をメンバーと共に作り出すことに

全身全霊をかけて取り組んできました。

そして初演から数え3年目の2020年春、

積極性・チームの団結力・プロ意識、

「メンバー自身の力と意志で

最高の成果を生み出す」

という姿勢が高く評価され、

劇団専用劇場において

念願の“ロングラン公演”企画

の実施が決定しました。

【4】プロジェクト起案の背景

『コロナによる公演中止、目標喪失』

この挑戦に先立って

私たちがメンバーと共に掲げた目標は

『プロのパフォーマーとして活躍する

という将来の夢の第一歩として

“公演の商業的な成功”を成し遂げるために

3,000名のお客様をお迎えし

予測を超えた感動を届ける』

というものでした。

ところが、

ようやく作品としてのまとまりが見えた矢先、

新型コロナウィルス感染拡大に対する懸念から

全ての公演の中止・活動自粛、という結論に

至らざるを得ない状況となってしまいました。

中学生としての限られた3年間、

チーム一丸となって努力を重ねた彼らにとって

突然に目標への挑戦の機会を失ったことの影響は

継続するコロナ禍・活動自粛の閉塞感と相まって

想像を絶する甚大さでした。

長年共に歩んできたパートナーたちの

楽しい・嬉しい・悲しい・悔しい

などの表情にはよく見覚え