学生最後の映画制作!16mmフィルムを使った短編映画を制作したい!


る女の子の物語です。

◉あらすじ

さゆりは、チラシ配りのアルバイトをしながら暮らす21歳。
バイト仲間のとみこと一緒に、毎日チラシを配っている。

ある日、飼っていたインコを失くした兄・りつが訪れ、突然自身の結婚を告げる。
さゆりは、兄の結婚という現実から目を背けるように過去へ、幻想へと沈み込む。

現実の世界とよく似た幻想の世界で出会ったのは、
似ているようでどこか似ていない、りつやとみこだった。

りつは幻想の世界を彷徨い、とみこはいなくなった恋人・ユタを探していた。

彼らに導かれるように、さゆりは、迷いながらも少しずつ前へと進んでいく。
スタッフ

監督  田中さくら

助監督 庄璃花子

同志社大学経済学部経済学科4回生。
サークルでは数々の作品に助監督として携わる。
本作の監督田中さくらとは、前作『くすぐったい雲』、『イチとチャコ』で共同脚本を務める。

撮影  古屋幸一(JSC)

日本撮影監督協会(J.S.C.)青年部所属。
撮影機材運営や撮影業務全般を行う合同会社FOO(フー)を代用。
『猫かえる』  (2019年)今尾偲監督
『ふたり』   (2019年)根岸里紗監督
『転がるビー玉』(2020年)宇賀那健一監督 ほか。

照明  小野寺啓太、蔵並遙

録音  木暮篤、宮城智之

美術  濱中春(武蔵野美術大学)

衣裳  西嶋美有

制作  亀山広樹
キャスト

さゆり役 前田紗葉

京都芸術大学(京都造形芸術大学から名称変更)俳優コース2回生。
映画『無限の住人』(三池崇史監督、2017)、NHK土曜ドラマ『みをつくし料理帖スペシャル』(2019)、NHK連続テレビ小説『おちょやん』(2020)などに出演。

Instagram(@suzuha_m)
Twitter(@suzuha_my)

【コメント】

私は今回、本作品の監督・脚本である田中さくらさんにお誘いいただいて、このような社会の状況であっても好きな映画の光を消したくない、お芝居がしたいという個人的な思いと、今回が学生として最後の映画制作になる田中さんの本作品に対する思いを受けて、参加を決めました。

初めて学生の自主映画制作に参加させていただきます。
フィルム撮影も初めてになりますので、どんな作品になるのかとても楽しみです。

十分な感染対策とともに、沢山の方に観て頂けるよう、
長く愛される作品になれるよう精一杯頑張ります。

りつ役 千田丈博

同志社大学法学部出身。元同志社大学自主制作映画サークルF.B.I.所属。

【コメント】

去年の暮れ、大学にいた頃の後輩にあたる監督の田中さくらさんに誘って頂きました。驚きつつ、嬉しかったです。

演技に縁のない素人ですが、
田中さんや制作の庄さんをはじめとするスタッフの方々の過去の作品を好きな(4年前に初めて観た田中さんの監督作品『沈丁花』以来観た全ての作品が繊細な話とテンポの良い映像の掛け算が楽しくて、脚本を読ませて頂き、初めてのフィルム撮影というコンセプトを聞いて、今回もきっと面白いんだろうな、と観客気分で『夢見るペトロ』が楽しみです)ものとして、
のうのうと、また、学生時代に彼女らに借りが並べて店を開けるほどにあるものとして、背筋を正し、敬意を持ってお邪魔することにしました。

ほんの少し撮影に参加する程度ですが、キャストやスタッフの方々の足を引っ張らないよう、
何よりも『夢見るペトロ』が皆さんにとって特別に素敵な作品でありますように、りつ役を演じようと思います。