【パテシエの夢に向けて!】学生支援プロジェクト「オペラ バレンタインケーキ」


プロジェクト背景 ■■■

私たちも、将来の夢は「自分のお店を持ちたい」「海外で活躍するパテシエになりたい」など、同じパテシエの中でも将来像は少し違っています。ただ、自分たちだけでは、今できることは少なくそれを実現化するためにGROW UPさんに相談すると、3人でそれぞれの夢を叶えるために少しずつ叶えていこう!と言ってくださいました。

左:るり 中:もとな 右:はるな

GROW UPさんも、今は飲食店の経営や様々なイベントを行っていますが、当初は私たちと同じく自分たちのお店を持ちたいという夢があったそうです。

学校などで勉強しても卒業して社会に出てからが本当のスタートだと実感し、働きながらも「自分ではこうしたいのに!」「もっと料理を勉強したい!」と思っていても、なかなかチャンスや機会がなかったので、すごくモヤモヤしていたそうです。

そんな想いもあり、学生だけではなく「食」が好きであればとにかく一緒に何かやってみよう!と、いうことをすごく大事にされていました。ただバイトのように手伝うのではなく、一緒にメニューを考えたり、一緒に企画を考えたり、時にはお金の管理などまで、実際に社会人にならないと経験できないようなことなど、今後に夢を手にするための現実的な壁があることも経験して欲しいと、言う想いもあって、初めは正直よく意図がわかりませんでした。

そこで3人のやってみたいことがそれぞれあるので、3段階の企画として、“クリスマス” “バレンタインデー” “ホワイトデー” それぞれにリーダーを決め、一人ずつやってみたいことを3人で協力しながら考えて実践していこう!と、いうことになりました。

前回のクリスマスケーキに続き、今回は私(るり)がリーダーとして、「バレンタインケーキ」を作りたいと思っています。

るり
■■■ バレンタインケーキ ■■■

「ケーキは誕生日パーティーなどのお祝いなどに必ずあるもの」という印象があるので、そんな幸せの場の中心にあり、少し贅沢で、楽しみにして食べてもらえる「バレンタインケーキ」を、作りたいと思っています。

バレンタインは、告白するとかの恋愛の日というイメージもありますが、それだけではなく、感謝や気持ちを伝える日と私は思っているので、カップルだけではなく、家族や友人、職場など、いろんなシーンで食べていただけたら嬉しいです。

■■■ 苦労したこと ■■■

今回は「オペラ」というケーキに挑戦しました!オペラはフランス発祥のケーキで、7層に重ね合わせてチョコレートで包み込んでいく技法ですが、1層1層が細かいので、見た目だけでも揃えるのに苦戦し、沢山試作を繰り返しました。味付けもどのように個性を出し、特徴的なものを作るかも難しかったです。少しのg(グラム)だけでも、すごく味や状態が変わり、コーヒー豆一つをとっても、どのコーヒー豆が合うかみんなで話しながら決め、最終的にはエスプレッソから抽出したコーヒーに辿り着きました。

また、販売するにあたって食品の持ちをよくするにはどういう加工(冷凍など)をしたら良いのか?などどのようにすれば良いかが全くわかりませんでした。

GROW UPさんの経験を生かし、加工方法の種類やそのための食材加工までサポートしていただきやっと販売できることになったバレンタインケーキです。今までは販売することは簡単かと思っていたのに、実際は全然違いました。が、なんとか完成することができました。

ぜひ、このケーキでバレンタインデーが少しでも笑顔になってくれる人がいれば嬉しいです。

■■■ ご支援い