まとまった収入は年に一度しかありません。
家計の収入が低いために若い年齢でも出来る限り早く働き手にならざるを得ません。その為、学校に行く15歳前後の子どもでも親元を離れ出稼ぎ行くことも多く、未来の可能性が狭められてしまっている現状です。
そして、30代以上の大人は長きに渡った内戦の影響で、今でも字の読み書きや計算が出来ない人も多く、町で就職することは叶いません。
そんな農村部の問題を解決したく今回のプロジェクトを立ち上げました!!!
このプロジェクトは子どもにとっての学べる環境、大人にとっての働ける環境を同時に解決できるプロジェクトになります!
イメージ図
『カンボジア教育省も協力』
2020年12月の段階で5回建設予定地のシェムリアップ州プオッ郡の教育委員長さんとミーティングを重ねてきました。
以下、教育委員長さんからのお話しです。
『SDGsエコビレッジの学校で行う授業の形』
午前中:公立の学校として国語、算数の授業
午後:フリースクールとして子どもも大人も誰でも参加可能な形で英語、SDGs、伝統文化の授業
を行っていきたいと考えています。
英語→世界の共通言語、外の世界で活躍するための土台
SDGs→問題に気づく力と解決できる力をつける、まずは世界の問題に気づくと同時に地域の問題に気づいてもらい、解決方法を考え、実行に移していきます
伝統文化→カンボジアの伝統舞踊アプサラという踊りの勉強を通して自国の歴史や文化を知るとともに伝統文化を残していきます。
ECO建築職人とはカンボジアで育まれた竹、藁、土などをメインで使用し、建築物を作る事の出来る職人です。
現在カンボジアではコンポンチャム州で唯一このイメージに近い事が出来る職人さん達が30名程育っていて、カンボジア全土様々な場所で必要とされています。
コンポンチャム州の職人が建築した屋根の内側カンボジアエコ建築の第一人者バンドンさん(写真左)と
2日間に渡り交流
カンボジアECO建築の第一人者であるバンドンさんにも私達の想いを伝え農村部での課題解決のため協力してくださる事になっています。
私達はこのようなECO建築が出来る職人を農村部で育て、地域や町中、はたまたカンボジア全土で必要とされる技術を培っていき、農村部で出来る職業の選択肢を増やし、生活を安定させられるようにしていきたいと思って挑戦を始めています。
現在は弊社が関わるトロペアントム村のスタッフが一階建て、二階建ての構造物やテーブル、イスなども作れるようになりました
このプロジェクトを通じて、、、
カンボジアの素敵な自然が活かされ、たくさんのお金を使わなくても素敵な建築物をつくれるようになることで、出稼ぎに行かなくてはいけない問題も解決し、学校に行くべき年齢で学校に行ける、病気になったら病院に行って適切な処置が受けられる、栄養のある食事が食べられる。
など、生活の基礎が整い素敵な笑顔が続く環境を作り出したいと考えています。
私達の現在の資金力だけでは土地を購入する事が精いっぱいだったので、本プロジェクトを通して賛同いただける方と共に力を合わせ形にしたいと思っています!
コロナ禍で勇気がいりましたが、37m×64mの建設予定地は購入しました!
リターンも様々用意しましたので、見ていただければ嬉しいです!!!
春休みや夏休みなどは日本の子ども達も受け入れをして、交流したり一緒に勉強したりも出来る形を作り上げていきたいと思っています(#^^#)
同じ時代に生まれたみんなと力を合わせて