はじめまして。本プロジェクト中の商品「玄米スティック」を研究開発している、五ッ星お米マイスターの平松と申します。私は米屋に生まれ、現在までずっと米に携わっており、「おこめおたく」と呼ばれるほどお米を愛しています。今回、私の積年の想いである、次の世代へ繋ぐための「健康ごはん食」を実現するため、玄米スティックの販売へ足を踏み出しました。その想いと、プロジェクト立ち上げまでの経緯をご紹介させていただきます。
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目次
プロジェクトへの想い
1-1.過酷な米環境
1-2.初めての挑戦
1-3.販売を断念
1-4.新プロジェクトの発足
皆様の声
2-1.事前にいただいた評価について
2-2.開発メンバーの健康改善事例
2-3.本プロジェクトの応援メッセージ
資金の用途について
3.資金の用途について
リターン品のご案内
4-1.自宅で実感コース
4-2.お知り合いにプレゼントコース
4-3.新バリエーション共同開発コース
4-4.健康支援コース
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1-1.過酷な米環境
稲作の発達と普及は、国土の狭い日本という国の中で、多くの人々を支えてきました。しかしながら、私がお米に携わり始めて間もない平成5年、米販売の自由化が行われ、お米は米屋専売ではなくなり、米価格は物価の上昇とは裏腹に激減しました。同時に、食生活の欧米化が進むことで、従来のごはん中心の食事はパンや麺など幅広い食事へと分散していきました。
稲作放棄地となり雑草が茂る田んぼ(左) 一人当たりの米の年間消費量(右)
このような環境下、米屋に生まれ、生涯お米に携わることを決めていた私は、ごはん食を次の世代へ受け継がなければならないという責務を感じておりました。そこで、微力ながらも、ごはん食や稲作の価値を伝える食育活動を現在まで長年続けて参りました。
稲作体験授業(左) 小学五年生を対象とするお米の出前授業(右)
お米の出前授業では、毎回生徒さんたちに「今日の朝食に何を食べましたか」と質問しています。私が出前授業を始めた20年ほど前は、ごはん食よりもパン食の方が多く愕然としました。現在、ごはん食とパン食の比率に大差はなくなってきましたが、全体としてみると、朝食にごはんを食べる生徒は非常に少なくなっています。
出前授業のアンケート「今日の朝食に何を食べましたか」
1-2.初めての挑戦
10年以上前、私は、次の世代へお米文化を繋ぐための、新しくて画期的なごはん食を、生涯をかけて生み出そうと決意しました。パンのように手軽に食べることができ、尚且つお米の栄養素を最大限活かせるような商品を模索し続けました。
当時、スティック状の焼き菓子が流行り始めていました。私はその新しい食べ方に感銘を受け、これを温かいごはんで実現したいと考えました。米関係の加工工場をあちこち訪問し、この想いを伝え回りました。
ある餅屋さんの社長様にこの思いを伝えたところ意気投合し、それまでの餅の常識とは全く異なる、私の無茶とも思える要望を、その社長はその経験と勘をもとに試作をしてくださりました。玄米を原料としているのにも関わらず、予想を遥かに上回る美味しさでした。そして2009年、玄米スティックの販売が始まりました。
1-3.販売を断念
出来上った商品は、数社の通信販売の会社様で販売をしていただけました。決して安い価格ではなかったのですが、