はじめに・ご挨拶
はじめまして!ゆいと申します。
岩手県出身の31歳です。
私は「挑戦する姿で身近にいる人に元気になってもらいたい!」という想いを持って日々生活しています。学生の頃は1年半のアメリカ留学や国内外でボランティアをしながらたくさんの人と繋がり、社会人になってからは経営企画や営業の経験を積む傍らで、フリーランスでWebデザインやSNSマーケティングなどの仕事をしてきました。
どの経験も刺激的で新しい出逢いや想像もしていなかった生き方を実現してきましたが、20代では『夢』で終わった大きなチャレンジをしようと決意しました。
それは、【日本人が安心して海外に旅行・移住する環境を整えたい!】という夢です。そのために、私はまず【オランダで起業し、日本とオランダを繋ぐ】ことにしました。具体的に何をするのかは、順を追ってお話していきますね。
なぜ海外で起業するのか
「日本でも起業は大変そうなのにましてや海外でなんて…」とよく言われます。私もまさか自分が「海外で起業する!」なんて考えたことがありませんでしたし、10年前の自分が聞いたら驚いて止めると思います(笑)
もともとは内気な性格で海外に旅行に行くことさえこれっぽっちも考えたことがなかったのですが、学生時代に経験した1年半のアメリカ留学をきっかけに、知らない国に飛び込んだり、現地で友人を作ることがとても面白く、一人旅に出ることが好きになりました。そう言うと「英語ができるからでしょ」と言われることもありますが、英語があまり通じない国で、ジェスチャーでコミュニケーションをとる経験もたくさんしています。
また、地方から東京へ出てきていろんな方から話を聞くうちに、『起業』のハードルがぐっと下がったことも一つの理由です。実際に日本国内、海外で活躍している人と話している間は、自分の可能性は自分で拡げていきたいという想いで胸が熱くなることが沢山ありました。
そうして自分の中では『海外』と『起業』という言葉が日に日に存在感を増していった訳ですが、自分が海外に行くたびに感じていたことを解消できれば、それがそのまま事業に結びつくのではと考えました。その「感じていたこと」とは、「日本人にとって海外に行くことはまだハードルが高い…」ということです。
言語の問題もそうですが、安心安全が実感できなかったり、予算に合わなかったりして「行きたいけど行かない」ことを選択している人が多いように思います。「よく知らないから遊びに行くのは不安…」と思うのはチャンスを逃しているようなものと私は思います。
また、岩手出身だから思うのは、地方在住者にとって海外旅行は「時間に余裕がある人が行くもの」「都会に住んでいて裕福な家庭が行くもの」「英語が話せる人が行くもの」といったイメージを持っていて、そもそも海外旅行に行くという選択肢を持たない方もたくさんいらっしゃいます。
もちろん「日本は素敵な人で溢れていて素敵な場所もたくさんある」という前提ですが、海外にも多くの魅力的な地域、人、文化、芸術がたくさんあります。刺激的な出会い、感動を引き起こされる出来事、視野が広がる経験などなど、現地でしか味わえない、海外ならではの経験をもっといろんな人に提供したいという思いは、ポッと出てきたものではなく、20代前半からずっと持ち続けていました。
なぜ『オランダ』なのか
ではなぜ私が今回オランダのアムステルダムに決めたのかというと、いくつか理由があります。
・日本人が起業しやすい
・親日国家であり、日本人にポジティブなイメ