チャリックスは、奈良県広陵町で90年以上靴下をつくり続けている工場の
「靴下を通してみんなにワクワクしてもらいたい!」という思いから生まれた、
自転車をこぐチカラで靴下が編めるワークショップです。
たくさんのカラフルな糸の中から好きな色を選んで、チャリックスを約10分こげば1足の靴下ができあがり。大人でも子どもでも楽しみながら靴下づくりを体験できます。
チャリックスは、実際の工場で働いている靴下の編機（あみき）と自転車を融合し、自転車をこぐチカラを使って靴下を編むことができる実用新案も取得した“靴下を編む機械”
チャリックスは、靴下そのものや、靴下産業のことを知っていただくきっかけになっただけでなく、たくさんの方々との出会いを生み出す原動力になってきました。
もちろん、チャリックス体験後はつくった靴下を持ち帰ることができます。
はじめての靴下づくり体験や、オリジナリティあふれるプレゼントづくりに、お子さまへの体験学習として……今までにもたくさんの方々が楽しみながらご体験されました。
2017年9月に開発して以来、イベント会場やワークショップが火付け役になって「自転車をこぐだけで靴下が編める！」と話題になり、チャリックスは多くのテレビ番組に出演させていただきました。
テレビでご覧になった方々や、SNSや口コミで見つけられた方々から
「チャリックスはどこで乗れますか？」「チャリックスを体験してみたい！」
そんな嬉しいお声をたくさん頂戴し、「気軽にチャリックスを体験できる場所をつくりたい！」と構想を練りはじめました。
創喜は靴下の産地である奈良県広陵町で、1927年に創業しました。
「品質がいいのはあたりまえ、日々の生活のなかで本当に良いと感じてもらえる靴下を追求したい」というものづくりに対する思いを創業当時より貫いてきました。
けっして大きな工場ではありませんが、現社長の曽祖父の代から90年近くにわたり受け継がれてきた技術と、より良い靴下をつくるための試行錯誤からなる進化を大切に、素材選びから最後の仕上げまで、その素材に適した製法で、ひとつひとつ丁寧につくりあげています。
「人に喜んでもらえる製品を創り、創る喜びを感じる」
そんな思いを社名に込め「創喜」と名付けました。 身近に感じていただける靴下だからこそ、より良い品質と履き心地の良いものを皆様にお届けできるよう、日々奮闘中です。
現在創喜で動いている編機の中には、めずらしい国産のものがたくさんあります。とても古いもので、部品も替えがありません。編機を直せる職人さんはなんと日本に1人のみ…。
日々職人が編機と対話しながら、一足一足大切に靴下を編みあげています。
ローゲージのヴィンテージ編機でゆっくり丁寧に編むことで、素材の良さを最大限に活かし、空気をたっぷり含んだ温かく履き心地のいい靴下ができあがります。
この編機でしか編むことができない
技術、経験、知識を
”後世に持続可能な形で引き継ぐこと”
そんな思いからSOUKIオリジナルブランド、「SOUKI SOCKS」「Re Loop」「ai amu」を立ちあげました。
靴下流通は海外製品が未だ8割で、日本の靴下生産量は年々減少傾向にあります。
安価な海外製品の流入を止めることはできませんが、より良いものづくりを後世に伝えていくために、良い商品を生み出すこと。
私たちにできることはこれに尽きるのではないかと思っています。消費者のニーズも目まぐるし