書籍『1日1分見るだけで記憶力がよくなる写真』を広め、日本から物忘れをなくしたい

書籍『1日1分見るだけで記憶力がよくなる写真』を広め、日本から物忘れをなくしたい
年を重ねるにつれ物忘れが増え、認知症に怯える人は多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決する「16分割写真」という方法があります。世界大学ランキング9年連続1位のマサチューセッツ工科大の研究を基に開発され、96.4%の人が効果を実感した方法。これを初めて公開する本を広め、物忘れに悩む人を救いたい!

▼まずは、こちらの動画をご覧ください▼

● はじめに・ご挨拶

こちらのページにお越しいただきありがとうございます。

このプロジェクトのプロデューサーを務める、記憶力インストラクター/脳力開発研究家の吉野邦昭(よしの・くにあき)と申します。

この度、書籍『1日1分1枚見るだけで記憶力がよくなるすごい写真(仮)』(2021年8月発売予定)という本を出版することになりました。

書籍『1日1分1枚見るだけで記憶力がよくなるすごい写真(仮)』 (※イメージ)

数カ月先の発売ということもあり、まだデザインされていないイメージの書影ですが、出版に向けて順調に進んでおります。

私がなぜこのプロジェクトをやろうと思ったか。それをお伝えするため、まずは私という人間についてお話しさせて下さい。

京都生まれ。大学院で機械系工学を修了した私は、グローバル・メーカーに就職しました。いわゆる「エンジニア」をしていました。今のように「記憶のプロフェショナル」として活動するとは当時はまったく思っていませんでした。

会社でTOEIC受験が必修となり、英単語を暗記しないといけないこともありました。暗記は決して得意ではありませんでしたが、日常生活において「記憶」というものを意識することはありませんでした。

子供の頃から暗記が苦手・・・漢字、歴史の年表、英単語・・・全く覚えられないというか、覚える気にもならないということで理工系に進んだともいえます。

しかし、40歳を超えたあたりから、急に『記憶』に不安を持つようになりました。

会話の中に、「あれ」や「これ」が増えてきたり、モノを取りに行こうと2、3歩歩くと「何を取りに行くんだったっけ?」と思い出せないということが、少しずつ増え始めたのです。

じわりじわりと脳が蝕まれているような、そんな恐怖心にかられたのを覚えてます。

そんなときです。記憶力が抜群によいある方が、”記憶のタネ明かし”を教えてくださいました。その方は東京大学出身なのですが、この記憶術は超一流大学出身者などエリートの一部の人達に伝わる記憶法だというのです。

実際にやってみると自分のアタマでもスラスラ出来るのです!

最終的に「2日間で、脈略の無い言葉(単語)約200個を順番に言える」ようになり、探し求めた宝物に出会えた気分でした。

「物忘れ」への恐怖心がなくなったこのときの感動をひとりでも多くの方にお伝したいと思い、「記憶」を研究し始め、これまでの延べ5万人以上の方の「記憶」の問題を解決してきました。
● もっと多くの人ができて、効果もある記憶力回復法はないか?

実際にこの記憶術は効果を発揮しました。

以前、私が開催している記憶力の講座にあるアラフォー女性とアラフィフ男性がいらっしゃいました。

後にわかったのですが、お二人は実は、それまでに「軽い認知症」と診断されていました。

受講条件に「心身ともに健康な方」と指定しているので、診断結果はナイショにして受講。

終了後に、「実は軽い認知症と診断されてました」と告白なさったのです。

確かに、おふたりとも、演習の最初のうちは、なかなか覚えられなかったのですが、記憶法を教えているうちに、途中からドンドン覚えられるようになり、最終的に『2日間で、脈略の無い言葉(単語)約200個を順番に言える』ようになられました。

私はこの記憶術を多くの方に広める活動をしてきました。

しかしです。記憶術の講座は約20時間なのですが、予想以上に多くの方から「20時間もかけないと『物忘れ』はなくせないのですか