はじめに・ご挨拶
こんにちは、三重県鈴鹿市在住の「ドミニクドゥーセの店」という
フランスのパンとお菓子の店を営むドミニクドゥーセです。
来日35年、7月に還暦を迎えます。
フランス出身の私は、1987年に鈴鹿サーキットでF1が開催されるのを機に、 ホンダのオファーで来日。サーキット内のベーカリーレストランのシェフを任され、一斉を風靡したアイルトンセナ、プロスト、シューマッハなど、有名レーサーたちの食事も担当していました。
1992年に独立。鈴鹿の地に、店舗を構えました。
地元の人たちからは、「ドミニクさん」と慕われ、「TVチャンピオン」に出演し、2連覇達成。
”フランス風ではない、本当のフランスの味を届ける” をモットーに、
「ドミニクドゥーセの店」は、今日まで多くのファンの皆様に支えられてきました。
このプロジェクトで実現したいこと
工場全焼の絶望から復活して、また全国の皆様に「カヌレ」を届けたいのです。
早期復活するために、鈴鹿本店を改装して量産製造・出荷ができるようにしたいです。
プロジェクトをやろうと思った理由
5月24日 この日も早朝からの勤務を終えて、自宅でくつろいでいると、携帯電話がなりました。
「ドミニクさん!あんたのところの工場、燃えとるよ!」
「え!!」
知人からの連絡に驚いた私は、着替えもせずに、慌てて外へと飛び出しました。
全身の血の気が引いて、震えて、なにがなんだかわからないパニック状態。
妻に車の運転を頼んで、工場へと向かいました。
到着すると、信じられない光景が目に入りました。
たくさんの消防車や警察の方が集まっていました。
火は4時間ほどで消し止められましたが、全焼。
誰も工場にはおらず、けが人が一人もいなかったことは不幸中の幸いです。
一睡もできずに夜があけて、朝9時の朝礼でスタッフたちに事情を説明。
そして「これから、乗り越えるためがんばりましょう!」と呼びかけました。
社長である私が、誰よりもしっかりしなくてはいけません。
カヌレ工場で勤務していたスタッフは、お店の仕事をしてもらうようにしました。
火災よる損害は、建屋、オーブン機材、ミキサー、冷蔵・冷凍庫、パソコン、包装資材、材料など。
そして、開発からこだわった銅のカヌレの型は、すべて熱で変形し、使い物になりません。
製造に必要なカヌレの型15,000個がないと、量産ができずに全国へ出荷が不可能なのです。
火災によって損失したもの
絞り機、オーブン3台、大型ミキサー1台、小型ミキサー1台、シュリンクフィルム機、
結束機、ベルトコンベアー、ガスコンロ、カヌレの型、鉄板、大型急速冷凍機、プレハブ冷蔵庫、
プレハブ冷凍庫、作業台、真空パック台、包装材(ギフト箱、ショッパー)、ばんじゅう、 PC、プリンター、材料、など。
これまでの活動
「カヌレ」とは、フランスの伝統菓子。フランス人の私がもっとも思い入れのある商品なんです。
発酵菓子で、焼き加減が難しく、何度もなんども試作しては失敗を繰り返してたどり着いた「ドミニクドゥーセのカヌレ」。モンドセレクション最高金賞を受賞し、カルディをはじめとする、スーパーやイベント会場、デパートでの催事など全国で販売してもらう「卸事業」として、当社の一番の主力商品に成長。
重要な収益の太い柱となっていました。
資金の使い道
焼失してしまったオーブンや冷凍冷蔵庫などの機材・調理器具の購入。
量産できるように、店舗の改装費の資金として使用したいです。
カヌレ復活資金 約3,640万円
(内訳)
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