こんにちは。プロティアン株式会社代表でおじさん専門ライフキャリアコンサルタントの金澤美冬と申します。
プロティアン・キャリアとは「変幻自在なキャリア」という意味です。
人生100年時代、一つのキャリアビジョンにこだわり続けるのではなく、環境やライフステージの変化によって柔軟にキャリアを形成していくことが必要になっています。
私自身、2018年に転職エージェントとして起業した際は、一つのキャリアビジョンにがんじがらめになり、苦しんでいました。
というのも、定年前後の男性から相談をされる機会が多かったものの、求人が少ないのが現状で「残念ながら紹介できる求人はありません」と言い続けなくてはならず、無力感を痛烈に感じていました。
さらに、転職エージェントで起業したんだから、転職を応援しなきゃいけない、という考えにとらわれ、身動きが取れなくなっていたように思います。求職者の方に申し訳ない気持ちでいっぱいで、「もう私なんかのところに相談に来ないでほしい」とまで思ったこともありました。
しかし、相談にいらっしゃる方々を見ていると、50代60代だから経験も知識もスキルもある方ばかり。
そのキャリア蓄積を、転職して目先の数年間にまわすより、人生100年時代、長い長い定年後のライフキャリアに向けて準備を開始した方がいいんじゃないか?と思うようになりました。
そしてその準備の応援なら私にもできそうだと思いました。私には、日本の景気を良くして、定年前後の方向けの求人を増やすことはできないけれど、個人のライフキャリアをダイレクトに応援できるとしたら、私にとってこんなに嬉しいことはない!と思いました。
現在は50代、60代の方が、重ねてきた経験、積み重ねてきたキャリア、身につけたスキル、知識を活かし、自律的にキャリアを開拓するための、おじさんLCC(ライフキャリアコミュニティ)の運営、おじさんによるおじさんのためのセミナーの開催等を行っています。
今回、「おじさん」が定年後生き生きと輝き活躍するために、キャリアコンサルタントとして事例を交えた実践的なノウハウを提供する書籍を発行したいと考えています。
「おじさんのためのライフキャリア開拓」(仮称)の出版のため、ご支援をお願いいたします。
「定年後は、好きなことを仕事にしてみたい」
「これまでのサラリーマン生活で得た経験を死蔵させるのではなく、よりよい社会のために活かしたい」
「若い世代から“老害”と言われたくない、”憧れられるおじさん”になりたい」
「今までは耐えることばかりだったけど、これからはやりたいことを見つけていきたい」
「定年後、テレビの前でゴロゴロしているだけじゃ、嫌だ。生きがいがほしい」
そんな想像をしながら、仕事をしている50代、60代のおじさんたちがたくさんいます。
経験、スキル、キャリアのあるおじさんが定年してからますます活躍できれば、終身雇用を企業ができなくなっても個人で頑張れるから企業も助かります。
奥様のクレームもなくなり熟年離婚も減り、ピンピンコロリで介護も減少するかもしれません!
「おじさん」を対象にしたセミナー
50~60代は、「素直」で「がんばり屋」でそして「勉強家」であると思います。このような性質(?)で昭和、平成の混乱期を生き抜いてきた経験値を、次世代に伝承していく役目(つなぎ役)として重要な人財です。
しかし、人生100年時代、定年後の人生が長くなっていることもあり、定年後の働き方を考える必要があります。
「なんとなく定年を迎える」で