【ごあいさつ】
はじめまして。
私は今回のプロジェクトの発起人、阿多浩一(あたこういち)です。地元博多の飲食を盛り上げることを目標とした「博多ぐるめ応援隊」の隊長をしています。
このプロジェクトを立ち上げたきっかけは、「4つの辛子明太子がひとつのお弁当に入ったコラボ弁当」でした。福岡の食材と言えば「明太子」、そして大きなブームを起こした「めんたいロック」。この2つをかけ合わせたネーミングのお弁当で、業界では初めてのコラボレーション商品です。(ご支援のリターン品として「博多めんたいロック弁当」をご用意しています)
「めんたいロック」の聖地として有名な「親不孝通り」。そこで、親不孝通り商店街のたくさんの方々にインタビューをしました。どの方も共通して言われたのは、「人が来ない、特に若い人が来ない」ということでした。「商店街の活性化のために、長年いろんな取り組みとチャレンジを行い尽くしてきたが、大きな変化がないまま街は本当に苦しんでいる」。そして、昨年からの新型コロナ感染拡大の影響でそれはさらに加速して、街は疲弊に喘ぎ大変に厳しい状況にあります。
実際に「親不孝通り」を歩くとその現状はすぐにわかります。九州最大の商業地「天神」に位置する「親不孝通り」。 隣接している「西通り」と比べると、人出の量と風景が全く違うのです。一本の道路を隔ているだけなのに、それを境に人の流れがピタッと止まっているのです。ストリートの先にある「長浜公園」は、昼も夜も本当に人が少ない!
長浜公園
今回、このプロジェクトは「若い人たちがたくさん訪れる魅力的な親不孝通りに!」を目的としています。そのために「若き才能あるクリエーターたちの作品コンテストとその作品が街を彩る取り組み」と、「飲食店共同企画めんたいロックフェア」を実施します。このような取り組みをひとつの契機、機会にして、「親不孝通り」に元気と活気を取り戻したいのです。
あの「めんたいロック」の聖地「親不孝通り」。ここに来ると誰かに出会えて、新しい何かが起こりそうな、何だかワクワクした気持ちになれる「親不孝通り」。
このストリートは、今もなおそのパワーとポテンシャルがあると信じています。
是非、みなさんのご協力とご支援をお願いしたいと思っております。
【めんたいロックと親不孝通り】
1980年代に起こった「めんたいロック」。東京と一線を画すロックムーヴメントです。音楽だけでなく、アート、写真、デザインなど若いクリエーター達が起こした「親不孝通り発信」の「博多カルチャー」。
「親不孝通り」は、日本の「リバプール」とも言われていました。
街は生き物。そんな「親不孝通り」も、時代の変遷とともにストリートがもつ独特な雰囲気も変化していきます。
ここ数年に起こった通り名の改名議論。「親不孝通り」⇒「親冨孝通り」⇒「親不孝通り」の変化は、「若者が行ってみたい魅力的な街へ」という表明でもありました。
そして街の活性化を進めようとしている最中、昨年2020年、世界は一変します。
新型コロナの影響で、街は本当に無茶苦茶、疲弊に喘いでいます。音楽の街として呼ばれる由縁のたくさんの「ライブハウス」、そして200数店ある「飲食店」もホント、元気を無くしているのです。
しかし、40年前の「めんたいロック旋風」。事実、この街で、同じこの場所で実際に大きなうねりが起こったのです。
「親不孝通り」。このストリートは新しい文化の発信地として、今もなお強烈なパワーとポテンシャルがあると信じています。
【クラウドファンディングで