安心安全で美味しい熊本・戸馳島産アボカドを日本全国に広めるため農地拡大したい!

安心安全で美味しい熊本・戸馳島産アボカドを日本全国に広めるため農地拡大したい!
熊本県の宇土半島の最南端に位置する戸馳島でハウス栽培国内シェア2位のアボカド栽培を行う農家です。安心安全で豊富な種類の国内産のアボカドを全国に広めるべく生産拡大に向けたプロジェクトです。

・初めまして、熊本県は宇土半島の最南端に位置する戸馳島という小さな島で農業を営む25歳、中川ゆうしと申します。

家業は3代続く胡蝶蘭農家で、現在は父と二人三脚で蘭の他、みかん、パッションフルーツなどの栽培を行っています。高校卒業後は、理学療法士を目指しておりましたが、家業が農家であったこともあり、自然と農業に興味を持ち19歳から父の手伝いを始めました。

3年前からは、国内では珍しい40品種のアボカドを自身で栽培を始めました。

今回このアボカドの生産拡大に向けた長年の夢を実現するためにクラウドファンディング に挑戦させていただく運びとなりました。

5年前、これからの大規模かつ最先端の農業を学ぶため、アメリカのカリフォルニア州立大学デービス校へ留学しました。その農業研修で訪れたハワイ島でアボカドと出会います。 

実はアボカドの品種は世界に1000種類以上あるのです!

品種によって、形、色、味、種の大きさなどが違い、様々な味を楽しむことができます。フルーツの中では、一番栄養価の高い食べ物としてギネス世界記録としても認定されています。しかし、日本で出回っているアボカドは99%が「ハス」という種類のもので、そのほとんどが輸入品となっています。

私はこのアボカドの文化に感動し、国内産のアボカドを日本で広めたい!そんな思いから、帰国後地元に帰り、意を決して1000万円の借り入れをし、3年前から自身でアボカド栽培をスタートしました。

スーパーでよく見かけるアボカドは「ハス」という品種でして、ハスは果皮が厚く、輸送向きであり、油分が高いため早く収穫しても味が落ちずにたくさん収穫することができます。

一方、その他の種類のアボカドはそもそも一本から取れる果実の量が少なく輸送費を含めると採算が合わないため、日本ではハス以外の種類は店頭に並ぶことが少ないという理由があります。

現在ではハウス栽培で40種類の品種を栽培し、国内シェア2位のアボカドの生産を行っています。
ただ本来のアボカド栽培方法は露地栽培です。ハウス栽培だと光熱費がかかる、通常より多くの農薬を使うというデメリットがあります。安心安全をこだわるため、この3年間は日本の土壌でも栽培できる品種があるのか試行錯誤繰り返し研究を行ってきました。

最近、ようやく日本の冬でも乗り越え、且丈夫で美味しい品種を見つけることができ、
露地栽培の生産拡大のための準備が整ったところまで漕ぎ着けたのです。

このプロジェクトで実現したいことが大きく3つあります。

1つ目は、国内産の安心安全なアボカドを全国に届けることができるということです。
現在日本で流通しているアボカドは99%が輸入品です。海外の農産物を食すのには抵抗があるという方もいるのではないでしょうか。
露地栽培の拡大によって実現できる農薬に頼らない生産を実現し、「国内産の安心安全なアボカド」を日本中に届けたいと考えています。

2つ目は今まで日本で手に入らなかった様々な種類のアボカドの味を楽しむことができます。
お伝えしている通り、これまで日本ではハスという種類しか流通していませんでした。実際に今私が栽培しているその他の品種はすぐに完売になっている状態です。農地拡大で生産力を上げることができると、たくさんの方々に提供することができます。

3つ目は、少子高齢化によって余った農地を再利用できるということです。
現在の戸馳島の人口は1173人(2020年12月31日時点)の小さな島です。この島にも少子高齢化という大きな課題があります。年々リタ