このページをご覧いただきまして誠にありがとうございます。torinozaca と申します。
この度、渾身作『グレート・サマナー ~二人の偉大なる召喚術士~』をより多くの人に届けたい思い、このプロジェクトを立ち上げさせていただきました!
『グレート・サマナー ~二人の偉大なる召喚術士~』は、読み合い騙し合いのノンストップ心理バトルが展開される正体隠匿系・二人用ボードゲームです。衛兵が隠し持った鍵を奪取して従者を救出し、対戦中一度しか使えない必殺の奥義を確実に決め、召喚術によって幻獣を呼び出して相手攻略を目指しましょう。
あなたは駆け出しの召喚術士。相手陣内に魔法陣を生成して幻獣を召喚し、より多くのマス制圧を目指して下さい。
ゲームの基本ルールは非常にシンプルです。
これだけです。防御ターンのプレイヤーが魔法陣までたどり着けなかった場合、魔法陣が生成されていたマスに幻獣が召喚され、攻撃ターンのプレイヤーにポイントが入ります。
魔法陣が生成された場面
幻獣が召喚された場面
最終的に、幻獣を召喚してより多くのマスを制圧したプレイヤーの勝利となります。
ゲーム終了時の盤面の様子
このゲームでは、強さの異なる5種類の幻獣を召喚するためのカード(詠唱カード)を使って勝負します。
5種類の幻獣に応じた詠唱カード
詠唱カードの説明
詠唱カードは攻撃にも防御にも使います。それぞれの幻獣に応じた詠唱カードの枚数は決まっています。
詠唱カードの種類と枚数
弱いカードをどこで消費するか、強いカードによる攻撃をいかにして確実に成功させるかが勝敗の決め手となります。防御時には、相手がどのカードを切ってくるかを読む力が必要になり、逆に攻撃時には、相手の読みの裏をかく力が求められます。
詠唱カードの出し合い
またこのゲームではプレイヤーがマップ上を移動するため、盤面の状況に応じて最善手が刻一刻と変化します。
バトルマップ上のプレイヤーコマ
相手が出すカードは完全ランダムという訳ではなく、プレイヤーの相対位置、衛兵の配置、場に出された詠唱カードなどの限られた情報からある程度絞り込むことができます。その上で、セオリー通りの一手を打つか、それとも相手の裏をかく奇策に出るか。読み合い騙し合いのノンストップ心理バトルのいざ開幕です!
例えば下のような場面では、攻撃側は魔法陣の移動力が6のリヴァイアサンのカードを出して、鍵を回収しつつ、相手から最も遠い位置に魔法陣を置くのが最善手のように思えます(捨札の情報から、攻撃側の手札にリヴァイアサンがあることも分かっているとします。)。盤面と最善手の検討相手はこれを警戒して、プレイヤーの移動力が9のバハムートのカードを出しました。
防御側はバハムートを選択(※実際には裏向きに出します)ところが攻撃側はその裏をかいて最弱のカードを出していました。
攻撃側はガルムを選択ガルム出した防御側は、マスの制圧阻止には成功したものの、大事なバハムートのカードを消費してしまいました。攻撃側は、最弱カードを切って相手に最強カードを捨てさせることに成功したわけです。このターンでは、攻撃側はしてやったりということになります。
ゲーム終盤、既に両プレイヤーはバハムートを出し尽くしており、互いに手札の中で最も強いカードはリヴァイアサンだとします。
攻撃側の手札/防御側の手札防御側は、赤で示したマスに魔法陣を置かれると辿り着くことが出来ず、マスを制圧されてしまいます。しかし、攻撃側も手札の中で最強のカードはリヴァイアサンなので