ご挨拶
はじめまして、俳優・脚本家の伊藤梢(いとう こずえ) と申します。
日々、演技や脚本を中心に、創作活動に取り組んでいます。
今回、『ロボットダンサー』という物語を「絵本」にして届けるため、このプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクトの始まりと目的
このプロジェクトは、『ロボットダンサー』という物語を、流通版の絵本として出版することを目的としています。
昨年は、COVID-19の影響の中、「別れ」が余りにも突然に、あっけなく訪れるということに、直面させられた1年でした。
人生は出会いと別れの連続。という言葉をよく目にしますが、そうした言葉ではどうにも片付かない想いが溢れます。
大切な人や場所を失う哀しみに、どう向き合ったら良いのか。
そんな出口の無い問いから生まれたのが、『ロボットダンサー』という短いストーリーでした。
もう会えない人たちに、捧げるお話です。
物語を届けるとき、普段は演技や脚本という形をとっていますが、今回は、「絵本」として届けたいと思い、このプロジェクトが動き始めました(なぜ絵本か?については後述します!)。
絵:真マコト
ロボットの「ハナ」を取り巻く、「友だちと、さよならと、それからと」、のお話。
挿絵を描いてくださるのは、私の出身地でもある奈良県を中心に活動されているアーティスト、真マコトさんです。
この物語の世界に、切なさとあたたかさ、生命力を吹き込んでくださいます。
絵:真マコト
様々な形の「別れ」に多くの人が直面している今、この絵本が誰かの心により添えたら。
そして、この制限の多い時代だからこそ、自分の届く範囲の限界をどこまで超えられるのか、挑戦したい。
この度、流通版としての出版という、大きな目標を掲げました。
どこまでできるかわからないけれど、多くの方々の励ましのもと、プロジェクトのスタートをきれたこと、とても幸せです。
ぜひ、一緒に作っていただけたら嬉しいです。
これまでの活動
・伊藤梢(プロジェクト立ち上げ人・『ロボットダンサー』作者)
俳優、脚本家として、出演や執筆、ワークショップ講師などを行っています。
詳しい経歴などはウェブサイトをご覧ください。
出演作品より(「Requiem for Poets and Dogs」
提供:Must See Pictures)作演出作品より(「夕立の中で君が笑った。」
撮影:トリファミ)色々な活動をしていますが、一言で表すなら「‘物語’を届ける仕事」だと思っています。
自分の生活では出会えない世界を想像させてくれたり、共感するということを教えてくれたり。生きる力になったり。
「物語」の力と可能性に、魅了され続けています。
・真マコト(絵描き/美術家。『ロボットダンサー』挿絵担当)
今回、挿絵を描いていただく真マコトさんをご紹介します。
真マコト
<プロフィール>
絵描き / 美術家。
水彩画、水墨画、アクリル画、切絵など多彩な技法をもちいて、なつかしくぬくもりのある作品を描く。
演劇との関りが深く、公演のチラシデザインを多く手掛けており、舞台美術や衣裳のデザインも行っている。
海外における水墨画のライブペイントや影絵公演など、パフォーマンスにおいても活躍。
真さんが描く挿絵の世界に、ぜひご期待ください!
クラウドファンディング実施の背景・資金の使い道
絵本の製作には、様々な規模・方法があります。
数冊だけ作ることもできますし、流通版として出版することもできます。
今回、より多くの人