↓
完成次第、配本・本のリターン発送。
最後に
2020年から続く「自粛」の生活。
エンタメに関わる人間として、活動の場が無くなることで、表現の届け方について改めて向き合うきっかけになりました。
舞台では、同じ空間で、生身の人間同士で空気を共有することが、当たり前だったからです。それが人と、世界と繋がる手段の全てのように感じていたのです。
日常生活においてさえ、会いたい人と気軽に会えない生活。
そんな時に手に取ったのが、絵本でした。
やさしい言葉とイラストが心にしみるとともに、ふと、こう思いました。
誰かが心を込めて作った一冊。その絵本が、作者の知らない場所で、知らない誰かにとって、胸に抱きしめる一冊になることがあるのだなあと。
お互いの顔が見えない今だからこそ、そうした「つながり」の在り方に、希望を感じました。
去年から様々な舞台が中止・延期になり、エンタテインメントの世界から離れていった人々もいました。
当たり前に、ずっとそこにあると思っていた場所や人との別れが突然、あっけなく訪れる。エンタメだけにかかわらず、そんな経験をした人が大勢いて、それはまだ続いている。
今だからこそ、新しい作品を作りたい。
「つながり」の形が変容していくこの時代だからこそ、「絵本」という形で届けてみたいと思っています。
絵本の出版が一つのゴールではありますが、その後もこの物語を様々な形で育てていきたいと思っています。
・絵本の読み聞かせの活動。
・外国語への翻訳版の出版。
・絵本をベースにした、戯曲の製作。
など
俳優・脚本家ならではの展開も行っていきたいと考えています。
長い時間をかけて、じっくり付き合っていきたいコンテンツです。そして、その過程で生まれる人とのつながりを、大切にしていきたいです。
このプロジェクトは、旅路の初めの一歩です。
ぜひ一緒に踏み出していただけたら嬉しいです。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。