♦ 備中屋の紹介
この度はたくさんあるプロジェクトの中から吹屋ふるさと村のクラウドファンディングページをご覧頂きありがとうございます。株式会社備中屋、代表取締役の平井幸亮と申します。
備中屋は岡山県の県北である岡山県高梁市にて平成24年に創業された屋根瓦施工工事を主な事業として行っている会社です。
弊社の特徴としては、従来のやり方にとらわれないやり方を模索しお客様のお役に立ちたいと考えており、近年ではドローンの空撮を導入した屋根や家屋の建物診断を行っております。
例えば、建物診断にドローンの空撮を活用した場合、足場を組む必要がないので、安価且つスピーディーに診断が可能になります。また、破損箇所をお客様ご自身で確認ができるとのこともあって大変多くのお客様にご好評頂いています。
我々はその時代にあった手段を駆使しお客様にとって最善の方法をご提供いたします。
備中屋公式 HP http://bicchuuya-kawara.com/index.html
★石州瓦★
私たちは、石州瓦という赤銅色の粘土瓦を多く取り扱っています。
石州瓦はこの後でご紹介させていただく『吹屋ふるさと村』の街並みで多く見られる瓦です。
焼成温度高く、瓦自体が焼締まっていて、硬く強いのが最大の特徴です。
その他にも、防火性能が高く燃えにくい。耐久性能も高く長持ちする。寒さや塩害等の自然災害にも非常に強い。これらが石州瓦の特徴であります。
♦ 吹屋ふるさと村
弊社が多く取り扱っている石州瓦。ここで、このプロジェクトのテーマにも上がっている、石州瓦の屋根が特徴的な街並みがある「吹屋ふるさと村」のご紹介をさせていただきます。
吹屋ふるさと村は、岡山県高梁市成羽町吹屋のエリアにある観光スポットです。
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが整然と続く吹屋の町並みが最大の魅力です。
このエリアは、かつて国内屈指の弁柄と銅生産で繁栄した鉱山町であり、吹屋で生産された赤色顔料の弁柄は日本中に流通しました。神社やお寺などの建築や九谷焼・伊万里焼や輪島塗などの日本を代表する工芸品に吹屋発祥の弁柄は使われています。
この弁柄の色は、「ジャパンレッド」と呼ばれています。
吹屋エリアは昭和49年に岡山県のふるさと村に認定され、昭和52年には文化庁から国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
そして令和2年6月19日には「『ジャパンレッド』発祥の地~弁柄と銅の町・備中吹屋~」として日本遺産の認定を受けました。
吹屋には多くの観光スポットがあり、国の重要文化財に指定されているものもあります。
その中から特に有名で人気な3つのスポットをご紹介させていただきます。
●旧片山家住宅
片山家は宝暦9年(1759)の創業以来、200余年にわたって、吹屋ベンガラの製造・販売を手がけた老舗。弁柄屋としての店構えを残す主屋とともに弁柄製造にかかわる付属屋が立ち並ぶ「近世弁柄商家の典型」と高く評価され、平成18年12月、国の重要文化財に指定されました。
●旧吹屋小学校
日本最古の木造校舎と言われています。明治6年(1873)に拡智小学校として開校され、2012年3月末で廃校となりましたが、校舎は保存されることになりました。
本館2階講堂内部の折上天井及び正面演壇や、天井を支えるトラス構造等は当時の建築手法を伝えています。
※現在解体修理工事中(令和4年完成予定)
●笹畝坑道
吉岡(吹屋)銅山は、大同2年(807年)に発見されたと伝えられています