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パティシエを辞めた私が再び挑戦します。菓子製造業許可取得のシェアキッチンを作る!
7 ~ 9 分
はじめに・ご挨拶
プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます!
プロジェクト発案者の小倉です。
お菓子の他に、海が大好きです!
このクラウドファンディングプロジェクトを成功させ、東京都大田区に「菓子製造業許可を取得したレンタルキッチン」を作りたいです。
その理由をお話しますので、長くなりますが読んでいただけたら嬉しいです^^
お菓子作りに魅せられたきっかけ
私は小さい頃から、何か一つのことに魅せられるとそれに没頭し、とことん突き詰める性格でした。
こう言うと聞こえはいいのですが、一度ハマると頑固で負けず嫌い。周りが見えなくなるので、周りの大人の方々はかなり手を焼いたと思います(笑)。
その中で一番魅せられたのが料理、特にお菓子作りでした。
忘れられないきっかけは、とあるひとつの本。
小学校3年生のときにたまたま行ったスーパーで値引きされていたので買ってもらった、初心者向けのお菓子のレシピ本。
その本にはたくさんのお菓子が載っていて、「この書いてある通りに作ったら、本当にこんなお菓子ができあがるの?」と思って、わくわくしながら作ったのを覚えています。
そして、できあがりはどうだったかというと・・・大失敗。
レシピの写真とは似ても似つかぬ仕上がりになりました(笑)。
「書いてある通りにしたのになんで!?」と落ち込みましたが、前述した通りの性格なので逆に負けず嫌いが発動してしまい、そこからはお菓子作りに没頭する日々が始まりました。
お菓子のレシピ本を手に入れると、載っている全てのお菓子を作り尽くし、本に失敗点や改善点をメモして、また2周目を作る。それを繰り返していくと着実に感覚が掴めてきて、何周目かする頃にはレシピの写真と同じ見た目で、味も美味しいお菓子が作れるようになりました。
勉強をいくらしてもテストの点数はあまり上がらなかったけど、お菓子作りはやればやるほどうまく作れるようになる。それが楽しくてお菓子作りが好きになりました。今思えば、初めて達成感というものを経験したのが、私にとってはお菓子作りだったのかもしれません。
不登校→将来の夢は「パティシエ」に
中学生になるとインターネットが使えるようになり、レシピを見て作るだけではなく、料理投稿サイトで自分の作ったお菓子を投稿したり、オリジナルのレシピを考えて投稿するようになりました。
中学生のときに作ったお菓子
中学生になったあたりから漠然と「将来はケーキ屋さんになりたいなぁ」とは思っていましたが、明確なビジョンはなく、ぼんやりと思っているだけでした。
そんなとき、転機が訪れます。
中学校2年生のとき、元々持っていた病気が悪化してしまい、そこから長い間学校に行くことができなくなってしまいました。
それまでは休みながらでしたが学校には行けていたので、ついに行けなくなったことによってプツンと張り詰めていたものが切れてしまい、精神的に落ち込んで最初の頃は毎日ネガティブなことばかり考えてしまっていました。
ですが、そんな状態でも唯一「やりたい」と思えたことがありました。
それが、お菓子作りでした。
当時他にも好きだったことはいくつかありましたが、とてもやりたいという気持ちにはなれませんでした。けれど、お菓子作りだけは違ったんです。
いつの間にか、自分の作ったものを誰かに美味しいと言ってもらえることが、心の力になっていました。