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元造り酒屋のゲストハウス「古民家 江口屋」にマイクロブルワリーを作りたい
6 ~ 8 分
こんにちは、はじめまして!
プロジェクトをご覧いただき、誠にありがとうございます!
かすみがうら未来づくりカンパニーの今野浩紹(こんのひろつぐ)と申します。私は、2017年春に茨城県かすみがうら市に移住してきました。
私が代表を務める、かすみがうら未来づくりカンパニーは、かすみがうら市、筑波銀行、株式会社ステッチが出資し誕生させた観光事業会社です。事業開始は2016年4月。私も創業メンバーとして、地域資源を活用した観光産業を生み出す地方創生プロジェクトが動き出しました。霞ヶ浦の湖岸沿いに立つ、かすみがうら市交流センターを拠点としながら、地産地消の飲食事業、体験型サイクリング事業などを行い、観光事業の産業化を目指しています。さらに滞在型の観光事業を進めるために、2020年7月に古民家を活用したゲストハウスの運営をスタートさせました。
今回は、ゲストハウス「古民家 江口屋」の蔵を改装し、元造り酒屋だったという歴史を残し、この地域らしいクラフトビールづくりを行うのための醸造設備購入を目指し、クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。
以下にこれまでのかすみがうら未来づくりカンパニーの取り組み、そして会社の想いを綴らせていただきます。ぜひ応援よろしくお願いいたします!
私たちのまち、茨城県かすみがうら市について
茨城県かすみがうら市は、2005年、筑波山系に接する旧千代田町と霞ヶ浦に面する旧霞ヶ浦町の2町合併により誕生しました。市内約50か所の観光果樹園が点在するほか、国内第2位の面積を誇る霞ヶ浦の沿岸には総延長約180kmものサイクリングコース「つくば霞ヶ浦りんりんロード」が整備されるなど、実は観光資源も豊富です。
しかし、霞ヶ浦という大きな観光資源を持ちながらも、観光入り込み客数は年間約28万人で茨城県内でも下位。農業者や漁業者の高齢化、都市部への移転なども重なり、かつて観光で栄えた霞ヶ浦沿岸地域は、人口減少に歯止めが効かず、過疎化への一途を辿っています。このままでは、かつては湖水浴場などで栄えた霞ヶ浦の観光文化、湖が育んだ食文化も引き継ぐことが難しくなるかもしれません。この観光産業低迷という課題の解決に向けて誕生した会社が「かすみがうら未来づくりカンパニー」です。
かすみがうら未来づくりカンパニー
地域活性化をイベントでは終わらせず、地域の中に入りこんだサービスを生み出す。「観光を、もう一度産業化しよう」という思いで、地元事業者との連携を重視し、サイクリングの立ち寄り先として市内観光果樹園と提携するほか、かすみキッチンの食材の8割超を地元生産者から調達、地元加工業者との商品開発にも積極的に取り組んできました。霞ヶ浦で朝獲れた新鮮なシラウオを生で食べたり、湖岸沿いをサイクリングしたり、まさにここでしか味わえない体験で、多くのお客様の笑顔が見られるようになってきました。
私たちだけなく、地域の生産者や事業者、行政と共に「観光の産業化」を目指し、動いたことで地域に経済が創り出され、文化が残されることに喜びを感じています。
継続的な地域観光の発展を支える「ゲストハウス」
これまでの活動を通して、地域の観光事業では、有機的に人やもの、地域の歴史、食、農、文化などがつながっていくことが重要だと実感しています。さらに、価値を伝えるためのコミニケーションも大事です。「古民家 江口屋」 は、さまざまなモノや人と、つ