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コロナ禍で誕生!!音楽で作る、ニューノーマルな飲み物の買い方【LaB】はじめます
8 ~ 10 分
□個人の感性が生かされる時代へ
初めまして、音楽制作事務所時の醸造所とフードユニットGREEN MONDAYの代表をしています鈴木健司です。
新型コロナウィルス感染症の影響で、それまでの生活が激変。
そこから生まれたプロジェクトです。
“味わいや香りなどの味覚/嗅覚体感を、音楽に変換して、聴覚体験で試飲→視聴に変化する事で、
オンライン上でも飲料の試飲ができて買えるって面白いのでは?”
コロナで不要普及の外出が困難になり、日本酒に興味を持ち出した私は、
「試飲ができなければ買い辛い」という気持ちを、
CDを買う様にネット上で視聴して買えたら面白いかもなどと、勝手に妄想し始めてしまいました。
でももしそれが買い方のニューノーマルなら、どんな事になるだろうか?と、半年かけて事業化を目指して動いてきました。
そこから、まだ誰も想像していないニューノーマルが生まれ始めました。
僕の提案するニューノーマルを体験してみてください!
このプロジェクトを通じて、買い方のニューノーマル普及の応援をお願いしたいと思います!
□「聴いて買う」→その先へ→「音楽の特徴から生まれる視点から新しい飲料商品開発」
最初に、このプロジェクトで生まれた専門用語を解説します。
LaB・・・【LISTEN AND BUY】聴いて買うこのやり方の総称キャッチ。ここではLaB(ラブ)と呼びます。
フレーバーサウンドスケープ・・・味わいや香り( = フレーバー)で体験する時間を譜面に例えます。
その変化する音楽は、体の内側に広がる事なので、サウンドスケープ( = 音風景)としています。
体の内側に再現するので、イヤホンで聴いた時にそこに体験を再現する様な音像と音作りをします。
それを元に、音楽的な表現にしていきます。
視覚的に表すとこんな感じになります↓
線で味わいや香りの変化を表しています。それに合わせて音楽にしています。
実際にこれを使った製品を開発しましたのでご覧下さい↓
□商品、サービス開発
まず日本酒と日本茶に焦点を当てました。
2018年からGREEN MONDAYを通して、日本食文化をアップデートし発信する事業を行っていた事もあり、日本食文化に知り、貢献したいと思ったからです。
|日本茶の商品・・・フレーバーサウンドスケープ付き日本茶TEA’SIC
千利休の提唱した不足の美。
そこから学んだ余韻・余白・余裕を感じる事は、物選びの基準や、生活様式、時間の使い方にまで至ります。
現代の私たちには、インターネットを介して無数の情報が瞬時に提供され、あらゆるものに埋め尽くされた時間を過ごしている様に思います。
余韻を感じる事は、例えば化学調味料で味付けされた瞬発的な食べ物ではなく、お出汁の効いた繊細で穏やかな味を知る事と言えます。
日本茶を作曲する中で、このアミノ酸の存在、感じれる余韻を全面に出し、日本茶を飲む時間が人をオフにしてくれる飲み物、水や風の揺らぎの様なその音を聴きながら飲む事で、さらにリラックスできる日本茶時間を商品化しました。
ビジネスシーンではパワーナップ、アスリートの世界ではリカバリー、ヨガや瞑想、マインドフルネスが身近になり、コロナ疲れや不要不急の外出ができない今、手軽にオフにできるこの日本茶と音楽はすごくいいなと思いました。
これを沢山の人に愉しんでもらい、オフにする事でより楽しい