ロヒンギャ難民の生の声を届け続けてきたメディアがコロナ禍で危機!

ロヒンギャ難民の生の声を届け続けてきたメディアがコロナ禍で危機!
Rビジョンは、ロヒンギャ出身者自身の手で、2012年以来ロヒンギャの生の声を発信し続けてきたメディアです。彼らの声を世界に向けて発信するだけでなく、世界各地に散らばるのロヒンギャの人々が生きていくために必要な情報を届け続けてきました。コロナ禍で財政危機に直面するRビジョンをどうかご支援ください!


Rビジョンは、自身がロヒンギャ難民であるムハマド・ヌーアさんが2012年に設立した、世界初の「ロヒンギャメディア(衛星テレビ)」です。ロヒンギャの人々の生の声を世界に発信したい。そして世界に散らばって暮らすロヒンギャの人々をつなぐ役割を果たしたい。そんな思いで、設立以来ロヒンギャの「市民ジャーナリスト」と数名のスタッフの手で大きな役割を果たしてきたRビジョンがコロナ禍で財政危機に直面しています。今回、Rビジョンと日本の支援グループが手を携えて、共同で本クラウドファンディングを実施し、この危機を乗り越えるためのご支援をお願いすることになりました。どうかRビジョンの活動を継続するために皆様のご支援をお願い致します!
解決したい社会課題

ロヒンギャは伝統的にミャンマー西部のラカイン州で暮らしてきたムスリムの民族です。様々な歴史的な経緯から、多くのロヒンギャの人々は生まれ故郷を追われて世界各地に散らばり、ラカイン州に留まっているロヒンギャの人々の声も私たちが聞くことはとても難しい状況が続いています。ロヒンギャの人々の生の声、正確な情報を世界の人々に届けたい。ムハマドさんはこれを第1の目的として2012年にRビジョンを設立しました。世界各地に散らばるロヒンギャの「市民ジャーナリスト」から届けられたニュースを、CNNやアルジャジーラなどといった国際メディアを通して世界に発信し、例えば2017年の虐殺の際にはこれらの国際メディアの重要なニュース源となるなど、これまで大きな役割を果たしてきました。Rビジョンは世界各地のロヒンギャの人々にジャーナリストとして活動できるようになるための研修・支援を提供し、厳しい環境下での情報発信を可能としてきたのです。

Rビジョンにはもう一つの大きなミッションがあります。それは、世界に散らばって暮らすロヒンギャの人々をつなぐ役割を果たしたい、というミッションです。そしてもう一歩踏み込んで、つなぐだけでなく、社会的サービスへのアクセスがないロヒンギャの人々を具体的に応援する役割も担ってきました。 残念ながら、世界各地で多くのロヒンギャの人々の多くは難民としての認知を受けることもできず、十分な収入をえることや社会的サービスを受けることができず暮らしています。Rビジョンはこのような人々を情報技術を活用して支えています。例えばCOVID 19の正確な情報を伝える。

或いは、妊娠・出産や思春期の子供たちの教育にあたって十分な医療サービスや専門家のアドバイスが受けられないロヒンギャの人々に遠隔で無料の医療・専門家のアドバイスを提供する。

Rビジョンはニュース、ビデオニュース、SNSなど様々な形態のメディアによる情報提供を行っています。例えば2012年から2020年までのYouTubeサブスクライバー数は21万人、合計閲覧数は7千万回など、Rビジョンが提供する情報へのニーズの高さを物語っています。Rビジョンは世界で唯一のロヒンギャメディアとして、上記のふたつの役割を果たすことで、ロヒンギャの人々が明るい未来を開いていくための手助けをしています。
このプロジェクトで実現したいこと

ロヒンギャの人々の声を世界に向けて発信し、そして世界に散らばって暮らすロヒンギャの人々をつなぎ、さらには社会サービスの提供も行って来た世界唯一と言ってよいメディアであるRビジョン。視聴者は世界中に散らばるロヒンギャ難民であるため、通常のメデ