ご挨拶
24年前に札幌すすきのの地に開業した「カラオケ エルサハラ」。アラビアンテイストの内観を特徴に、カラオケボックスとは思えない本格料理とサービスでのお持て成しをコンセプトに、当時では珍しいプチウェディングパーティーや、結婚式の二次会コースを打ち出すなど、新しい取り組みにチャレンジをし続けました。その後、店名を現在の「レストランカラオケ エルカーサ」へと変更し、内装も洗練された大人の為のカラオケ店へと生まれ変わります。
20数年間、札幌においてオンリーワンのカラオケ屋を目指して営業をしてまいりました。しかし、コロナ禍においてすすきのエリア、カラオケ店の集客が難しくなり、苦汁の決断で、やむなくお店を一度閉店せざるを得なくなりました。
お店が閉店していた約半年間、多くの方から「エルカーサが無くなって寂しい」「コロナ禍が落ち着いてから行くところが無くなった」「ここが思い出の場所だった」といったお客様方からの有難いお声をたくさん頂戴いたしました。
コロナ禍の状況にも関わらず、多くの方からのご支援やお声を頂戴し、この大変な時期にもう一度ここでやりたいと言ってくれたスタッフ達と共に、再オープンをする運びとなりました。一度断念した弊店が、また立ち上がることで、共にすすきので頑張っている同業者にとっても一つの希望になれたら・・・とも考えています。
エルカーサのこだわり
24年前にカラオケ店を始めるにあたり、まず最初に他店の視察を行いました。そこで感じた事は、「料理やドリンクの質が高くなく、決して大人向けの場所ではない」という事でした。
そこで、エルカーサでは大人向けの洗練された内装にこだわり、料理人も常設して料理やドリンクにも手を抜かない体制作りから始めました。立地が札幌すすきのという日本でも有数の歓楽街にあり、デートやパーティーにも安心して使っていただけるようなお店作りにこだわりました。
コロナ禍で味わった”悔しさ”と”感謝”
札幌市で新型コロナウイルスが騒がれ始めたのは2020年2月、雪まつりが終わった頃でした。
そこから一気にすすきの地区、カラオケ店に対する批判が高まり、ニュースや記者会見で「今日はすすきのでクラスターが何件発生、カラオケ店へは行かないように」といった状況が続いてしまいました。
ちょうど歓送迎会のシーズンで週末は予約で埋まっていましたが、ニュースを見たお客様からのキャンセルの電話が相次ぎ、スケジュールは瞬く間に真っ白に。店舗の維持にも多額の経費が掛かることから、先が見えない状況でやむなくお店を閉店することになりました。
一度は継続することを諦めたお店でしたが、閉店してからの半年間は、お客様から様々なお声を頂きました。辞めたスタッフ達からも「またやってほしい」という声をかけていただき、何と半年後には、ほぼ全員が戻ってきてくれました。
以前と全く同じメンバーで、同じ場所で「エルカーサ」として再び明かりを灯すことで、皆様が日常を取り戻すきっかけとなり、同じ地で一緒に頑張っている同業者の方にも希望の光となりましたら幸いです。
新型コロナウイルス感染対策
◆お客様への取り組み
・入店時
体調不良の方への自粛呼びかけをしております/入店時の検温・施設内のマスク着用依頼あり/店内に消毒液設置、混雑時入店お断り/連絡先の記入依頼あり
・客席へのご案内
席毎に一定間隔あり、他グループとの相席禁止
・会計処理
現金等受け渡し時の手渡しなし、会計スペースに仕切りあり
◆従業員の安全衛生管理