食べられるって、うれしいね。乳不使用ヴィーガン生キャラメルをアレっ子に届けたい。

食べられるって、うれしいね。乳不使用ヴィーガン生キャラメルをアレっ子に届けたい。
きっかけは乳製品アレルギーの我が子。 アレルギーを持つ子も、持たない子も、同じものを一緒に美味しいねって食べさせてあげたい。 乳製品不使用のヴィーガン生キャラメル開発を始めた農家夫婦が、アレルギー対応ブランド「CHOU」(シュー)を立ち上げます。美味しい笑顔あふれる食のバリアフリー社会を目指して。

ページをご覧いただきありがとうございます。

初めまして、ハラシモベース農園主の細川貴司と妻の未恵と申します。

JA香川県発行紙「きらり」
香川県の三豊市、山間の原下という集落で100年以上続く農家の4代目としてハラシモベースを立ち上げ、現在6年目になります。

柿や桃、キャベツなどの生産を行いながら、農業で実現する豊かな暮らしを目指して様々な事にチャレンジしています。

私たちは山間地の農業を通して、子ども達に食の豊かさや楽しさ大切さを食育のプログラムで感じてもらう取り組みや、異業種と連携して農業の可能性を開くプロジェクトを行っています。

畑から撮影

写真の様な山の谷間の大自然の中で日々土に触れて作物とお天道様に向き合っています。

乳製品アレルギーのある我が子(9歳)に色々な味を知ってほしいと思い、成分表とにらめっこする日々を過ごしてきました。

昨年、本物のチーズの味に近いヴィーガンチーズを初めて食べた息子の
「チーズってこんな味がするんだ!美味しいね!」

って感想を聞いたときに私の中に電気が走り、息子は生まれて9年間チーズの味も本物の生クリームの味も、ソフトクリームの味も知らずに育ってきたのだと改めて思いました。

こんな美味しそうなチーズは食べられないんです

親として子どものアレルギーに悩み、みんなと同じ物を食べさせてあげられない事をとても申し訳なく思ってしまい落ち込んでしまうこともたくさんありました。
同じように悩んでいるたくさんの親や子どもたちの為に何かしたい!
この思いから、私たち夫婦の挑戦が始まりました。

CHOU←シューと読みます。フランス語でキャベツや包むという意味があります。

一枚一枚の葉っぱ(人)に包まれて笑顔になって欲しいという思い
子供たちを優しく包む親として、またキャベツの生産者として、 同じようにアレルギーに悩む子供たちに味の豊かさを届けたいと思い、大手のお菓子メーカーが製造しないスイーツを作りたいと思い立ち上げました。

※CHOUでは保存料や着色料を使用しないアレルギー対応スイーツ作りを行います。

知っていますか?

一般的なキャラメルの原材料には乳と砂糖と油が使われています。

豆乳キャラメルと表記されている商品にも原材料で乳が使われていることがあり、ほぼ食べることができません。
そこで!「CHOU」商品第一弾としては、大豆原料由来の生キャラメルを作ることに決定しました。

試作第一号キャラメル

キャラメルとイメージするとスーパーで売っているミルクキャラメルの様に安価な大量生産品を思い浮かべるかもしれませんが、全くの別物の仕上がりとなっています。

~ジャパニーズヴィーガンフードの先駆者GreenMondayさんとの出会い~

GreenMondayの鈴木健司&沙知さん

GreenMondyさんとはハラシモベースが共同経営している合同会社三豊鶴主催のイベントでヴィーガン鮨を提供して頂いたときに初めてお会いしました。

三豊鶴で開催した地域食文化継承レストラン
「アレルギーや宗教で食に「制限」のある人も、さまざまな思想により食を「選択」する人も、どんな違いがあっても同じ食卓を囲んで楽しめたら良いよね!」

私たちが目指すべきものと同じ思いを語っていただき、今回のキャラメルのレシピの開発をお願いしたところ快く了承してくださいました。

商品開発会議の様子

私たちは普通のキャラメルを作るだけでなく、一生懸命育てた野菜や果物と農家の思いを「畑のキャラメル」と「山のキャラメル」に込めました