たらいいだろうか?」そんなことを四六時中考えながら、英語に向き合いました。
いま思えば、このとき初めて「学び方を学ぶ」ということを探究するきっかけになったのだと思います。つまり「超・学習法」の基礎がここで生まれたのです。
アメリカ留学中は、日本でやっていた勉強法ではなく、さまざまな学び方を試してみました。もちろん、うまくいかないこともありましたが、トライ&エラーを繰り返していくうちに、「本当の意味の学びとは、ただ机に向かうだけではない。頭だけでなく身体と五感を使い、目的を持って能動的に行動することで、効率的に学習することができる」ということに気がついたのです。
いままで学校で一般的によしとされていた学び方は、頭だけを使って、記憶や暗記をして、テストのためだけに学ぶものが多いように感じます。
しかし、考えてみてください。自転車に乗りたいなら、乗るコツを動画で見たり教科書を読むだけではなく、実際に乗ってみないと絶対に乗ることはできないはずです。
つまり、頭と身体を使って実際に経験することこそ、本当の意味の「学び」を習得することができるのです。
日本人は、とても真面目で努力をする民族です。
ストイックに学ぶことが好きですし、努力を苦と思わない人もたくさんいます。
おそらく、その部分に関しては世界有数ではないでしょうか。
だからこそ、その真面目さ、まっすぐさをもっと効率よく活かしてほしい。
そのためには、まずは「学び方」を知ることが最優先です。
そして、どんな分野のスキルや知識でも最短最速でマスターできる「超・学習法」を身につけることです。
●人生を変える究極の学び方「超・学習法」
「『超・学習法』さえマスターすれば、どんな分野でも最短最速で学ぶことができる」
これは私の信念であり、本書でもっともお伝えしたいメッセージです。
最小限の労力と時間で最大限の学びを得るためには、かならずそのジャンルに見合った正しい学び方があります。
まずはそのやり方を知ること。
それがあなたの人生を変えるきっかけとなるでしょう。
私は18歳までずっとムダな学び方をしていたために、 勉強やスポーツも中くらいで、親友と呼べる友人や彼女もいないパッとしない人生を送っていました。でもあるとき、「このままでは自分は平凡な人生のままで終わってしまう」ということに気づき、危機感を抱きました。
それ以来、意識的に学び方を変えて「超・学習法」をマスターし、実践してきました。そのおかげで得られた結果の一部を紹介しましょう。
・半年でTOEIC300点台から900点台にアップし、アメリカの大学に留学
・社会人経験ゼロの学生が、13年間売上が右肩上がりの優良企業グループを経営
・文章が苦手だったのに、10冊の本を世界中で出版しベストセラー著者に
・人前で話すのが苦手だったのが、5000人の前で英語で講演
・ゴールデンタイムのTVに有名芸能人と出演
など、学び方を変えたおかげで、飛躍的な成長を体感できました。
私はお金持ちの家に生まれたわけでも、才能があったわけでもありません。
「超・学習法」をマスターしただけで、これらの驚くような成果が出せたのです。
あなたが圧倒的な結果を出し続ける人になれるかなれないかは、学歴も才能も遺伝も性別もまったく関係ありません。学び方を知っているかかどうか、ただそれだけのことなのですから。
だからこそ、いままでのような、時間とお金と労力をかけても身につかないムダな学び方から卒業しましょう。
人生100年時代といわれるいま、あなたの人生は未完成