気付かされました。
上手に採れたらハイタッチ!
厚沢部町では、ほかにも季節によって、現地の食体験がいろいろ体験できます。保育園留学でもパッケージとして組まれる予定ですので、ぜひお楽しみください!
保育園留学は、こども園はぜるのすばらしさはもちろん、町と地域の暮らし全体に入り込むことで家族全員にとって言葉にならないくらい豊かで充実した体験でした。
今回、厚沢部町に訪れたいとは思ったものの、我が家は夫婦共働き、リモートワークできる働き方をしてはいるものの、果たしてちゃんとできるのか、という懸念はありました。
そこで、厚沢部町のみなさんに相談しつつ、必要な環境があるかひとつひとつ確認していきました。
まずは住居。素敵な過疎づくり株式会社が提供する「ちょっと暮らし住宅」に滞在しましたが、たいへん快適でした。我が家が滞在した時には、子供向けのチェアテーブルは特別にお借りしましたが、今回のクラウドファンディングの支援金をそうした備品購入に当てたいと思っています。
ちょっと暮らし住宅のすぐ横には移住交流センターという施設があり、僕は施設で、妻は住宅でそれぞれリモートワークしていました。Wi-Fiも何の問題もないというか、都心より速い気がするくらい速く仕事にはなんの支障もありませんでした。むしろ、大自然の中でアイデアも出るし、娘が楽しんでくれている親としての充実感も相まって、仕事の生産性が上がった気もします。
娘を園に9時までに預けて、17時までに迎えに行くルーティンです。ちょっと暮らしからこども園までは車でたったの5分なので、その点もとても快適でした。保育園留学は、厚沢部町とつながりながら、子もいい経験ができて、さらには親の仕事も両立できることが今回よくわかりました。結果的にトライアル滞在となった今回の経験をベースにさらに環境を整えて、「子と親にとって必要なものは、すべて揃っています!」という状態でご案内できればと思っています。
園に預けた後の日課は、道の駅での食材買い出しでした。昼も夜も、基本は自炊になります。9時だとまだスーパーが開いてないのもありますが、道の駅は厚沢部町のことがよく知れるので、これまた楽しいところでした。地産の新鮮で、農家さんのお名前がわかる食材を買うようにしていました。朝イチに道の駅に行くと、まさに仕入れて並べている真っ最中だったりもして、活気あるマルシェのようで毎日楽しかったです。
今後の保育園留学では、庄山農園さんや、前田農園さんなど、地元農家さんにご協力いただき、食材セットをご用意いただく予定です。地域の生産者とのつながりもぜひ感じていただければと思います。
最終日前日、娘に明日が最後の日だから先生とお友達にちゃんと挨拶しようね、と伝えての登園です。3週間という短い滞在でしたが、本当に充実した毎日でした。
ふるさと食体験をきっかけにつながった厚沢部町ですが、まさかこんなご縁になるとは思ってもみませんでした。保育園留学をきっかけに家族ぐるみで厚沢部町の暮らしに入らせてもらい、食育のような、旅行のような、お試し移住のような、ワーケーションのような、そのすべてが組み合わさったさらに豊かな体験でした。すべては、厚沢部町の皆さんのおかげ、そして楽しく過ごしてくれた娘のおかげです。保育園留学は、家族ごと厚沢部町の暮らしに溶け込める一番の方法だったと体験した今すごく思います。
ぜひたくさんの子育て世代が、厚沢部町での保育園留学を通して、豊かで充実した体験をしてほしいなぁと思っています。
ここからは、木口がご説明させて