●鳥一代 代表の想い
鳥一代 代表 山崎です!
参鶏湯(サムゲタン)を看板メニューにした「鳥一代」をオープンさせたのは2005年の秋でした。周囲の支えのもと今や6店舗を構えるまでに成長し、数々のメディアでも紹介され話題を呼ぶことも。愛する参鶏湯をもっと広めたいと思い通信販売用のECサイトを運営しつつ、参鶏湯にまつわる商品を日々開発中です!!
今回は、コロナ禍で打撃を受けている飲食業界の戦友である生産者さんと、この状況に一矢報いるために何かできないか、と考え今回のプロジェクトを企画しました。
コロナに負けない!!
ずっと飲食業界で奮闘してきた私も、昨年からの新型コロナ感染症は完全に予想外でした。
「コロナに負けない…辛いのは飲食店だけでなく生産者さんもだ。共に苦境を乗り越ええていきたい!」
そんな思いから、コロナ収束の先を見据えて今できることを考え、今回高級食材である東京しゃもを使った「東京シャモゲタン」を開発いたしました。
●東京シャモゲタンとは??
皆様 “参鶏湯”はご存じでしょうか?韓国好きの方なら一度は食べたことがあるかもしれません。
参鶏湯とは韓国版の鶏肉の水炊きのようなもので、高麗人参やもち米、なつめ、ニンニクなどが使われていて薬膳食としても知られています。薬膳の独特の味に苦手意識を持つ方もいると思いますが、鳥一代では日本人の味覚にあるようにしたひな鳥の参鶏湯が大人気で定番メニューとなっています。
今回、東京軍鶏と鳥一代の参鶏湯を新たに組み合わせたのが、”東京シャモゲタン”です。
東京シャモゲタンのスープは参鶏湯とは異なり、薬膳みがなく東京軍鶏から出た濃厚なスープが味わえます。また、軍鶏肉は歯ごたえがあり、スープで煮込んでも存在感ある肉の味が感じられます。東京軍鶏から出た出汁と高麗人参や栗などと煮込むことでコクのある仕上がりになっています。お酒にも合い、鍋料理感覚で食べられるので子供から大人まで幅広い方にお楽しみいただけます。
●東京しゃものご紹介
東京しゃもとは??
東京しゃもは軍鶏血統を75%も引き継いでいる、日本の伝統的な鶏肉の風味を最大限に活かした美味しい鶏肉です。現在、わずか5軒の養鶏場のみで生産が認められていて、大切に育てられた希少価値の高い鶏です。東京都内でも東京軍鶏を取り扱う店はかぎられています。
※東京都から東京都地域特産品認定食品(3Eマーク)に認定されています。
東京しゃもの歴史
軍鶏と書いて”しゃも”
”シャモ”とは現在のタイ国の”シャム”がなまった言葉と言われています。江戸時代、勇壮な姿をした闘鶏から”軍鶏”となり、シャモ鍋として武士や町人に愛され江戸の食文化を代表する味となりました。
昭和中頃、大量生産のための短期飼育・低価格が可能なブロイラーが市場を占めるようになりました。しかし、味の良い鶏肉の復活を望む声が高まり、昭和59年旧東京畜産試験場(現東京農林総合研究センター)が「東京しゃも」を誕生させ伝統の味が蘇りました。
東京しゃもの特徴
東京しゃもは、一般のブロイラーと比べると3倍の120日以上かけてじっくり育てられます。そのため、肉質は赤みの色合いが濃く、身が引きしまっていて歯ごたえがあるのが特徴です。他の地鶏と比べても、低脂肪・高タンパクで、火を通しても肉汁の損失が少なく”旨味”と”コク”が逃げません。鶏肉本来の味が楽しめる鍋料理にとても適していて、東京シャモゲタンでも東京しゃもの肉の味が存分に発揮されています。
●東京シャモゲタンのこだわりポイント
鳥一代で人気の参鶏湯と東