保育園留学はじめます!過疎のまち厚沢部町を、子育て家族が訪れる地域にしたい!

保育園留学はじめます!過疎のまち厚沢部町を、子育て家族が訪れる地域にしたい!
過疎のまち北海道檜山郡厚沢部町(あっさぶちょう)は、まちが誇るこども園『はぜる』に、全国からの保育園留学したいお子さんとご家族を受け入れます。厚沢部町の豊かな食や、大自然を通じて、お子さん・ご家族みなさんに、広大な大地の恵や、地域とのつながりを感じられる食育体験や、暮らし体験をお届けします。

在させてもらいました。わたしたちは、妻と2歳の娘の三人暮らしです。茨城県の大洗港から深夜便のフェリーに車を乗せて、北海道へ。苫小牧港から洞爺湖を経由して、厚沢部町に到着しました。

なぜ訪れたかというと、娘が2歳になり、言葉も興味の対象も一気に増えて、こんなご時世だけど、もっといろんな経験をさせてあげたいなぁ、いろんな景色を見せてあげたいなぁ、という親心が日に日に強くなり、もういっそのこと思いきり全部やってしまおう!ということで、厚沢部町役場の津野課長、木口係長に相談をさせてもらいました。

厚沢部町は、今年1月にキッチハイクのふるさと食体験のオンラインイベントを一緒に企画して、つながった地域です。ふるさと食体験の企画メンバーたちが「厚沢部町、すごくいいです!ポテンシャルしかないです!」とか言いながら、企画から開催するのを横で見ていると、なんだか厚沢部町がどんどん気になってしまい、ある時ふと「保育園はどんな感じなのかな?」と思って調べてみると、なんと美しさ雄大さにおもいきりひと目惚れしました。

滞在初日から、厚沢部町に来てよかったなあ!と思いました。

初日の朝こそ、娘は預けた直後に泣いてしまって心配しましたが、Kidsly(こども園はぜるが導入している保育サービス)の連絡帳によると、おやつもお昼もおかわりしてモリモリ食べ、園庭で走りまわり、小さい蛙を見つけて、水遊びにも参加して、昼寝もたっぷりしたとのことで。

園で育てた野菜が、こんなに大きく育ちました

そして早速、園庭の菜園畑で育てているズッキーニときゅうりを収穫したり、しっかり楽しんでいるようでひと安心しました。と同時に、親から見ても羨ましいというか、自分が通いたいくらい本当にいいなぁと思いながら、毎日の様子を楽しみにしていました。

施設の素晴らしさはもちろん、保育士の先生方が凄く気にかけてくれて、本当にありがたかったです。運営されている方々の、いいこども園であろうという姿勢に感化され、清々しい気持ちになりました。

それからも毎日、プールで水遊びした後は、なんとボルダリングまで!いろんなことを体験させてもらえました。娘が毎日楽しそうに過ごしてくれて、親としてはこの上なく嬉しいですね。保育園のすぐ横が大きな公園になっていて、帰りにもたっぷり遊べます。

あっさぶの恵、いただきます!

ちょうど滞在期間中、娘の誕生日が重なりました。園では、その月が誕生日の子をお祝いするイベントが毎月あるようなのですが、ちょうど娘の誕生日にそのイベントがありました。舞台にあがって大きなメダルをもらったみたいで、持って帰ってきて嬉しそうでした。子どもたちが楽しめるようにいろいろ工夫を凝らしてくれる先生方に感謝です。保育園留学がいちばんの誕生日プレゼントだったのかもしれないなぁと思います。

週末にもたくさんの楽しみがありました。

お休みの初日は、畑へ!ブルーベリー好きな娘は、自分で採ったブルーベリーの甘酸っぱさにおおはしゃぎでした。勢いそのままに、100粒以上食べていました。

初めてさわる土の感触に大興奮

この日、厚沢部町発祥のメークインのじゃがいも掘りをして、立茎アスパラも収穫して、最後は蝦夷まいたけの栽培を見学させてもらい、はじめて見るものだらけで娘もずっと目が凝らしているようでした。晩に、お土産にいただいた蝦夷まいたけをソテーして食べましたが、これが本当においしかった!正直、こんなおいしいまいたけは初めてでした。メークインだけじゃない厚沢部町、目を凝らすとそこかしこに魅力があふれていることに