緊急支援のお願い!障害者と社会をつなげる雑貨店「マジェルカ」の灯を消さないために

緊急支援のお願い!障害者と社会をつなげる雑貨店「マジェルカ」の灯を消さないために
マジェルカが10年かけて広げてきたのは、多くの方が障害者と関わることができ、障害者の働きがいや収入にもつながる『ウェルフェアトレード(福祉のフェアトレード)の輪』。その活動拠点となる吉祥寺のお店が今、コロナでピンチです。今まで灯してきたマジェルカの明かりを消さないために、皆さまの力を貸してください!

ード”という言葉もあちこちで使われるようになってきました。

ウェルフェアトレードはまだまだ社会全体から見ればとても小さなムーブメントですが、マジェルカはそのムーブメントを牽引してきた自負があります。そして今後さらに広げていく責任もあると感じています。

子供向けのSDGsの教材でも、マジェルカが紹介されました!

池田千登勢様(東洋大学ライフデザイン学部教授)

マジェルカは雑貨店激戦区の吉祥寺で目の肥えたお客様を相手に、全国の福祉事業所で作られる魅力的な自主製品を販売し続けています。

ウェルフェアトレードの実践に真摯に取り組み続けている藤本さんは、障害者が作るモノの本質的な価値を見抜き、セレクトする確かな「目利き」です。
同時に、それぞれの福祉事業所の特徴や潜在的な力を見通し、より魅力的な商品にしたいという熱意を持ったサポーターであり、コンサルタントでもあります。
販売のプロである藤本さんがアドバイザーとして福祉事業所とコラボレーションすると、事業所は受け身になることなく、自ら、「売れる魅力のある商品」を開発する力がついていきます。

マジェルカの店舗にはそのようにしてブラッシュアップされた素敵な雑貨たちが全国から集まります。雑貨好きな人なら興奮のうちに絶対散財してしまう、そんなお店です。

北澤桃子様 (studio COOCA 福祉事業部長、GALLERY COOCA施設長)

「福祉施設で生み出される、障害のある方のものづくりを、仕入れる側の目線」からフラットに評価し販売するお店、マジェルカ。私が藤本さんと出会った10年前、そんなお店は珍しかったです。

「クーカの商品を取り扱いたい」と展覧会に来てくれた藤本さんと、「福祉施設の商品だけでお店を営業するなんて、無謀じゃないですか?(一般の雑貨の流通とは違い、少しずつしか生まれない手作りの商品は原価が高くなりがちで、小売店の利益はごくわずか)」 
「でも、やるんです、成り立つようにする、そこが大切なんです」。
フランクなスタジオクーカのメンバーたちにトレードマークの帽子を持って行かれたりしながら、少し驚きつつも、居心地は悪くなさそう。
希望と信念に溢れた藤本さんと、そんなやりとりをした記憶があります。

それからメキメキと福祉の世界を開拓し、様々な施設とお客様を売り場でつなぎ、確実に障害のある方の作品を社会に広めるパイオニアとして活動してきたマジェルカ。今は更なるチャレンジとして一般社団法人での啓発啓蒙活動にも力を入れています。

想像の上をいく努力と愛の人、藤本さんと、マジェルカの活動が、これからも更に広がり続けられますよう、ぜひみなさま、お力を貸しください。福祉施設で生まれる唯一無二の作品たちをまだ見たことのない皆さんは、ぜひマジェルカへお出かけください。
スタジオクーカのアーティスト、横溝さやかの作品がシャッターに描かれています!スタジオクーカのグッズをチェックするのもお忘れなく!!!

雨野千晴様(「あつぎごちゃまぜフェス」主宰)

4年前、たまたま立ち寄った近所のイベントスペースで、障害者施設で作られた製品の販売会が行われていました。「障害者ががんばって作りました」と紹介されたそのスペースには100円とか材料費にも足りないのではないかと思われるような値段が付いたものがたくさん置いてありました。ただ並べてあるだけ、というような展示方法。包装もそのまま手渡し…。素敵なものもたくさんあるのに、もったいない!

「いいものだから適正な価格で買う→作り手も買い手もハッピーに」。そう