よりたくさんの方に障害者のモノづくりの魅力に触れてもらえる機会を作るため、自店舗以外でも、百貨店や商業施設、ミュージアムショップなどでの出店にも数多くチャレンジ。
マジェルカオンラインショップ(クリックでページへ)
また、2012年から続けてきたオンラインショップは1日平均のアクセス数が2,000件以上にまで成長しました。
SNSでの発信もコツコツと続け、インスタグラムのフォロワーは7,000人を突破!
たくさんの方に障害者の活躍を目にしていただき、商品を手にしていただく機会を創っています。
さらに今年からは、雑貨製品の販売活動で培ってきた経験やネットワークを更なる社会的な変化につなげるための非営利の活動も展開しています。
スタディツアーのひとこま
障害者や障害者施設を身近に感じてもらう事を目的としたスタディツアーを開催。
これは、全国各地の障害者施設をマジェルカスタッフが訪問し、そこで活躍する障害者や支援者、施設でのモノづくりの様子を、オンライン上で参加している方々にライブで中継するという企画です。
お子様や学生の方にもご参加いただき、たくさんの新たな気付きや学びを生み出す場となっています。
小金井市で開催したウェルフェアトレードフェスタ
企業との共催により、ウェルフェアトレードをテーマに、地域の障害者施設と住民がつながる場となるイベントも開催。
2021年6月に開催した「ウェルフェアトレードフェスタ」には900名の方にご来場いただき、参加した福祉施設、共催企業様、地域住民の皆様に喜んでいただきました!
2021年に京都で開催した「商品力UPワークショップ」
障害者施設を対象に、セミナーやワークショップも精力的に開催し、福祉の側からのウェルフェアトレード底上げにも積極的に取り組んでいます。これらの事業には行政や中間支援組織の方にもご参加いただいてます。
利用者の能力の再発見や商品価格の見直し、販路拡大の為の活動など、障害者施設の新たなチャレンジを後押ししています!
【マジェルカの紹介動画】(後半には商品の作り手も登場しています!)
マジェルカが慢性的に抱えてきた課題として、収益事業である雑貨販売の利益の低さがあります。
作り手である障害者への還元を重要視していることや、取引の相手が障害者施設という難しさもあり、商品の仕入れ価格を抑え自社の利益を最大化することは、マジェルカの場合には限界があり、一般的な雑貨小売に比して販売利益は低くなっています。
加えて、障害者の活動が多くの人に目に触れる目的から選んだ、吉祥寺という場所での高い店舗家賃や、少量・低単価かつ多種多様な作業所製品を扱うゆえの、商品管理やオンラインショップ掲載作業等の販売活動にかかるコスト(人手・時間)が、単価の割に大きくなってしまうこともその原因です。
それでもオンラインショップをテコ入れしたり、地下スペースをレンタルギャラリーとしたり等の新たな売上の確保でなんとか活動を維持してきました。
しかし、そうした運営の中で起きたコロナの影響は、あまりに大きいものでした。
度重なる緊急事態宣言で賑やかだった吉祥寺の街もすっかり寂しくなり、中には閉店するショップも。
マジェルカも例外ではなく、昨年、今年と店舗売上はコロナ以前に比べ6割にまで落ち込んでしまいました。加えて、レンタルギャラリーのキャンセルや利用率の減少なども影響し、赤字はじわじわと積み重なっています。
緊急事態宣言が今月から解除となりましたが、あともうひと踏ん張りの資金が必要です。