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現在の作業場
今後コロナが収束したとしても、農業は天候に大きく左右されます。長雨や猛暑など、異常気象が当たり前になっていく中で、たくさん野菜ができる時、そうでない時があります。
たくさんできる時に、廃棄されてしまう野菜が少しでも減るように、日持ちするように加工したいです。
▼まだまだ働けるお年寄りの力を信じたい
地域には名もなき農家の方々がたくさんいらっしゃって、お年寄りの方は、たくさんの知恵を持っています。
私は早くに母親を亡くしていて、それがずっと自分の心の中にあります。
儲けなしで続けている老人福祉施設への野菜提供でお年寄りの方と接していると、自分の母親はこれくらいの年齢なんだろな…と思って、よく、母親のことを思い出します。
お年寄りの方の知恵、煮物や漬物などの味。
自分より歳の上の人たちから、色々教わっていきたい。私ももう60歳手前ですが、今ならまだ、元気な方々から受け継げます。
そして、まだまだ元気で働きたいのに働く場所がないお年寄り、そういう方々と一緒に働ける仕事を作って、子育て中のお母さんたちが気軽にお惣菜を買いに来れるような場所になっていったらいいなと考えています。
最初の加工品は、生姜の佃煮と、ミョウガの粕漬けにするつもりです。どちらも、おばあの知恵が詰まったおいしいものです!インターネットでも販売予定です。
また6月から食品衛生法の改正があり、これまで必要なかった許可や届出、設備が必要になりました。
改修資金は様々な補助金を活用させてもらえ、なんとか目処がついたのですが、新しい加工場を建てるための資金が私たちには足りません。
みんながコロナで苦しい思いをしている中、とても心苦しいですが、なんとか力を貸していただきたいと思っています。
▼もったいない…から始めた、野菜販売
私は元々、中津川市で花屋と花の教室を営んでいました。29歳の時です。11年間お店をやって、一度は家庭の事情で中津川を離れていましたが、皆が「帰っておいでよ!」と言ってくれたことが後押しになって、48歳の時に地元に戻ってきました。
ありがたいことに、戻ってきてから声をかけていただいて、また花の卸を始めました。
毎日市場に通う中で、たまたま、売れなくて大量に廃棄されているきゅうりを見かけました。「もったいない…」びっくりしました。ずっと花のことをやっていたので、野菜がこんなふうに処分されていることに、初めて気がつきました。
市場に野菜を持ってくる農家さんたちと段々と話をするようになり、なんとかしたい!なんとかしなきゃ!やってみよう!という気持ちが湧いてきて、自分が仕入れにいく名古屋の市場に、地元の野菜を持って行ってみました。最初は、きゅうり3本パックからでした。
色々な人と知り合っていく中で、今度はリンゴ農家さんや、葡萄農家さんと知り合いになり、果物農家さんの大変さも知りました。
インターネット販売で、お野菜と、果物のセットなどの販売も始めました。
振り返ると本当に、なんとかしたい!という気持ちだけで、進んできました。
おこがましい話かもしれませんが、人の役に立ちたい、誰かと繋がっていたいという気持ちが、私の何よりの原動力です。一人では何もできませんが、みんながいるから、できる。
プロジェクト達成に向けて頑張ります。
どうか応援のほど、よろしくお願いします!
資金の使い道・実施スケジュール
<ご支援いただいた資金の使い道>
▶︎約165万円:加工場となるプレハブ購入と、現在の作業場の中に、棚等を作って、販売場所を作