素材を心がけてメニューづくりにあたっています。
また夕方以降はお惣菜屋さんにスイッチし、夕飯の一品になるお惣菜やお弁当の販売も行う予定です。
海外には「パークレット」という取り組みがあります。これは車道の一部にテーブルやイスを置いて寛いだり飲食を楽しんだりするストリート・アクティビティ。
日本の道路交通法ではなかなか日常的に行うのは難しいものがありますが、今回のキッチンパークもまちなかで訪れる人が日常的に楽しんでもらえる屋外空間を作るという意味では近いものがあるかもしれません。
写真は過去に和歌山市駅前で開催された、車道の一部を歩行者空間として活用する社会実験の様子です。
(写真提供:一般社団法人 市駅グリーングリーンプロジェクト)
自分たちだけで使うのではなく、キッチンカーのレンタルや場所貸しも行っていくつもりです。設備的にはコンロやフライヤーなどシンプルに和洋中いろいろな調理に対応できるもので、作るメニューを問いません。キッチンカーにチャレンジしてみたい人がまず体験したいなんて場合もぜひご相談ください。
また何もキッチンカーに限らず、テントひとつで出店してくれる人がいても構いませんし、昼間だけ出店したい、または夜にビアガーデンをしたい!!手作りアクセサリーやTシャツなどの物販をしたい!!など、さまざまな要望に対応します。
この場所を使って「まちに賑わいを作る」ことであれば、それこそ使い方は自由だと思っています。
まちづくりは、まちの人と共に進めたい。そこで、キッチンパークのすぐ近くにあり、小中一貫校である伏虎義務教育学校にお話を持ちかけたところ、ぜひ関わりたい!!と快く協力していただき、シロキタキッチンパークの看板ロゴを美術の授業を利用して生徒たちに作ってもらえることとなりました。
以前より伏虎義務教育学校とは、授業で「飲食業から始まるまちづくり」についてお話をさせていただいたり、子どもたちと一緒にまちなかでひまわりを育てる「まちなかひまわり大作戦」を行ったり、さまざまな場面で関わりをもたせていただいています。
これらの一連の取り組みと合わせて、シロキタキッチンパークという新たな街の拠点に自分たちが作成したロゴが定着すれば、子どもたちも地元の食とこの場所、そして生まれ育った地元にきっと愛着を深めてくれると信じています!!
以前「子育てママも子連れで働けるキッチン併設の食堂をオープンさせたい!」とクラウドファンディングを行い皆様のご協力をいただきながらオープンした「襷食堂」は、お陰様で多くのお母さんたちに活躍していただいています。
一時はコロナ禍で売上激減の危機に陥りましたが、お弁当の店頭販売でなんとか持ち直すことができました。
ですが、まだまだ「子どもを預けずに働きたい」というお母さんたちがたくさんいます。今回のキッチンカープロジェクトはそんなママさんたちの新たな雇用を生み出すことも狙いのひとつです。
「食」は生きていく上で必要不可欠なもの。それは災害時に強く感じるものです。シロキタキッチンパークとキッチンカーを活用し、防災意識を高めるさまざまな取組を考えています。
例えば災害時の炊き出しをシミュレーションするイベントや、ハザードマップなどの配布、防災備蓄品の展示販売、電源の貸し出しなど、できることはたくさんあります。
またどこにでも移動できるキッチンカーは災害時にもフルに役立つもの。
例えば水害で孤立してしまった集落にも入っていくことが可能です。
私たちのキッチンカーは「防災にも役立つキッチンカー」として、万