おもてなしの「心」から生まれた、日本伝統文化のおしぼり。
今、このおしぼりが衰退の危機に。その大きな理由は、おしぼりのイメージダウン。
おしぼりは、来店すると始めに出てくるお店の顔なのに、白色・無地・ほぼ同じ大きさ・ほぼ同じ厚みなど、おしゃれ感も繊細さも面白みもありません。(下記、2021年3月開催の食王でのアンケート調査「お店のおしぼりの悩み」参照)
価格競争で、おしぼりの価格が下がり、価値まで下がっているのが現状です。このままでは、日本独自のおしぼりの伝統文化は廃れてしまいます。廃れさす訳にはいきません。
では、どうしたらいいのでしょうか。
おしぼりのイメージを上げればいいんだと、おこがましいですが、使命感を感じました。
イメージアップ策として、たどり着いたのが「刺繍おしぼり」です。白やカラフルなおしぼりにお店のオリジナルの名前やロゴを刺繍しました。そのことにより、今までの悩みであった廃棄率は数パーセントに激減し(今まではコンロや床を拭かれていました…)、環境にも一役を買いました。
日本の伝統文化であるおしぼりを廃れさせたくない!守りたい!
ただただ、この想いでクラウドファンティングを立ち上げることにいたりました。
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僕は今回のクラウドファンディングで
『刺繍おしぼりLABOを作りたい』
と考えています。
日本の伝統文化であるおしぼりを廃れさせない。伝承したい。
なんでも知ることから始めないといけないと考えております。少しでもおしぼりに興味があったり、日本の伝統文化を守りたいという方、一緒に研究&勉強しませんか?
この『刺繡おしぼりLABO』は、おしぼりの歴史、おしぼりサービスの現状について学び、今後のおしぼり事業の目指す将来や目的について考えていける場所にしたいと思っております。
また、刺繍おしぼりサービス事業のセミナーやブランディング勉強会、代理店へのレクチャー、更にはビジネスをやりたい人を育てていく場所としても皆様に活用してほしいと考えております。
皆で、おしぼりの価値を上げ、おしぼりの文化を守っていけましたら幸いでございます。
2021.7.1大阪福島でオープン『鮨ひじり』様。日本の鮨業界を席巻している林さんのお寿司は既に大人気で予約必須店です!
僕が今回のプロジェクトをやろうと思った一番の理由は3つあります。
①日本の伝統文化を絶やしたくない
このままでは、飲食店や旅館などでおしぼりのサービスがなくなってしまいます。おしぼりを出すお店が減っていきます。日本伝統の文化を伝承したい。この居ても立っても居られない気持ちがこのプロジェクトを立ち上げた所以です。
おしぼりは、お店ではあまり大切に取り扱われていないのが現状です。
納入する際はお店の前に置いておくだけ、引き取りに行く際もお店の外に出されたものを回収するだけ。また、お店の掃除等に使われて汚れたものは再利用できず、月に10~20%のおしぼりが廃棄されており、その金額は結局お客様の負担になってしまっています。
このような状況になっているのは、これまでの貸しおしぼりの価値が商品やサービスのクオリティではなく、とにかく「安さが一番」だったからに他なりません。
価格以外の競争要素がなく粗悪に扱われてきたおしぼりに、「刺繍」という付加価値をつけた僕の刺繍おしぼりをもっとたくさんの人に使ってもらい、その価値を知ってもらえば、おしぼりサービス業界を変えられるのではないか、と考えています。
刺繍おしぼりで、おしぼりのポテンシ