に結び付けるよい方法がわからないのだと予想しています。それゆえ「elabo」では、文化事象について、徹底して若者の視点と経験から扱うことによって、同世代の読者に「自分」の問題として捉えることを可能にし、思考や行動を促そうとしています。
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私たち「elabo」は、マクロな政治の次元で起こっていることを解決するために、アイデンティティという最も身近で個人的なレベルからアプローチし、思考し、語り、連帯し、その結果、政治のレベルでも行動できる若者を増やすことを目指し、記事の配信を行っています。
自分について考える〈アイデンティティ〉、他者について考え、連帯できるようになる〈カルチャー〉、そして政治的なアクションができる人間になる〈ポリティクス〉というムーブメントを起こすことに挑戦しています。
今回の「elabo」バージョンアップによって加わる、機能は以下になります。
❶ トークイベント開催+内容を収録したマガジンの発行
トークイベントは、「elabo」の読者が、未来世代のためのビジョンを重視するライター、アーティスト、クリエイター、起業家、アクティビスト、未来の政治家、研究者、インフルエンサーと、現在の社会の課題を共有し、変革のためにディスカッションする場として設定されます。限定人数かつクローズドで、クリエイティブな発想をともに生み出すために、深く、徹底的に言葉を交わし、その内容は下記のマガジンに収録されます。「elabo」は、今後もイベント(コロナ禍収束後はオフラインでの開催を予定)を継続し、社会問題をカルチャーと絡めて捉え、そして考えること自体を文化として浸透させていきます。
・トークイベントテーマ
「なにが日本を破壊しているの?──カルチャーとポリティクスの視点から」(仮)
・開催時期
2021年11月28日(日)[予定]
・イベント詳細
「何が日本を破壊しているの?」というテーマで、〈ジェンダー/カルチャー〉をテーマにした第1部、〈民主主義/政治〉をテーマにした第2部の構成で、専門家とZ世代、そして読者が徹底討論するクローズドのトークイベントを11月に予定しています。クローズドだからこそできる、踏み込んだ意見や、参加者も自由に発言ができる活発な議論の場にしたいと考えています。
*オンラインイベントとして企画していますが、コロナの状況次第では部分的にオフラインでの開催も検討中です。
* 開催日にご都合が合わない方には、期限付きアーカイブでの配信を予定しております。
❷ 『elabo Magazine』vol.1発行
今回発行する『elabo Magazine』vol.1には、❶のトークイベントの内容のほか、コロナ禍の社会で、若者が差別の解消や多様性の実現に向けて考え、行った実践に関する複数の記事を豊富な写真とともに掲載し、2020〜21年の若者の記憶のアーカイブを作成します。そのなかには、「elabo」が秋の衆議院議員総選挙前に実施する、若者世代が関心を持つ政策についての大規模な質問紙調査の結果と分析も含まれます。
❸ プロダクトやオリジナルグッズを販売するオンラインショップの運用
政治と文化が深く結びついた欧米のユースカルチャーでは、社会正義について考え、語ること、デモを行うことがポップでクールなものとして演出されています。私たちはこうしたカルチャーの日本での先駆けとして、政治や社会問題について考えること、語ることが楽しくなる、クールなことに参加しているという意識を持てるようなデザイン性の高い海