含有率:35%
・「北三陸産天然わかめ」、「北三陸産剣山茎わかめ」
左 天然わかめを戻した状態 右 剣山茎わかめを戻した状態
北三陸の沿岸に迫る森から養分が流れ込む海で、自然のままに自生している、肉厚で風味の強いわかめです。潜水した漁師が、鎌で収穫しています。流通しているわかめのほとんどは養殖もの。北三陸の自然の中で育った天然自生のわかめは希少です。
酢の物にしても、レベルの違う歯応えと強い風味を楽しむことができます。野菜類とあわせ、オリーブオイルをかけて、ヴィーガンサラダに。汁物などで熱が加わっても、クタクタになりにくいのが特徴です。
4年かけてじっくり育てるサスティナブルな「うに牧場」
私たちがいる洋野町は岩手県の北東にある海沿いの町です。青森県と隣接しております。
洋野町のうに栽培は「種市うに栽培漁業センター」で稚うにを育てるところから始まります。
◆1年目
ウニの栽培センターで稚ウニを生産
◆2年目~3年目
約1cm程度まで育てた稚うにを沖に放流、沿岸まで迫る森から流れ込む養分で育つ豊かな海藻を食べて、冷たい海でゆっくりと大きくなります。
◆4年目
このウニを漁師が潜水して確保。沿岸の岩盤に掘られた溝に昆布が繁茂する「うに牧場」に移し、さらに1年、昆布をたっぷり食べさせておいしく仕上げています。水揚げまでに約4年。旨みが強く、身入りが安定した天然の生うにを、水揚げしてすぐに、地元で培われた熟練の手技で加工、出荷しています。獲り尽くすことなく、大切に育て上げる、サステナブルな漁業を実現しています。
なぜ4年モノを使うのか?
洋野町のウニの寿命は30年。6年目以降は身が痩せ味も落ちていくからです。
一番美味しい時期が4年目だからです。
「うに牧場」(うにの増殖溝)とは?洋野町沿岸に広がる岩盤に、先人が約45~50年かけてウニを養殖するために掘った溝がある一帯を通称で呼びます。(北三陸ファクトリーではこの愛称を商品に使っています。)
幅100m×長さ 15Kmの広大な”うに牧場”は世界に類を見ない養殖溝で東京ドームの面積が46,755㎡なので東京ドーム約32個分の広さです。この溝があるおかげで干潮時でも溝に海水が残り餌のコンブが枯れる事がなくウニの生育の環境が維持できる。(ちなみに岩手県はウニの水揚げは本州一です。)
また、ウニを採取するダイバー達は朝ドラでも有名になった。「種市の”南部もぐり”」の出身者が多い。↑の画像のようにウニの採取は手慣れたものです。
これらのじっくり育てたうにを生だけでなく缶詰や「塩うに」「UNIバター」などの商品にすることで通年の販売を目指しウニを通年楽しんでいただけるよう努めております。
とにかく「美味しいうに」を「美味しい内に」食べてほしい
コロナ禍の影響により百貨店や専門店での販売数が激減してしまいました。缶詰なので長持ちしますがコロナ禍も1年6ヶ月以上になり予定していた数量が出荷できず、賞味期限1年未満の商品が出てきてしましました。缶詰は賞味期限1年未満になると取り扱ってくれない店舗多く、行き場所を失ってしまいました。そういったものは加工食品に回すのですが、うにのまま美味しく食べれらる状態にしたものを加工に回すのは心情的にも経営的にも厳しいものがあります。
そこで「それだったら赤字でも北三陸 洋野町のうにの美味しさを知ってもらったほうがいい!」と思い、広くみていただける可能性のあるクラウドファンディングで販売することにしました。
先ほど、うに牧場で「獲り尽