関大生が本気で廃棄衣料問題に取り組んでみたら,衣に魔法をかけてしもた!

関大生が本気で廃棄衣料問題に取り組んでみたら,衣に魔法をかけてしもた!
関西大学商学部横山ゼミ「衣の魔女」プロジェクト・チームは,SDGsに配慮した商品として,バネ口ポーチとトートバッグ「WITCHILL(ウィッチル)」シリーズを開発しました。企業・福祉事業所と協働して展開しています。皆さまがこの商品を手にすることで,環境や福祉に貢献することになります。

普段,寄付された着物や古布を,ミシンを使いリメイクし商品化して販売しています。利用者(障がいのある方)さんで,ミシンに興味のない方や,軽作業が好きな方には,内職作業を行ってもらっています。

 衣の魔女プロジェクトに参画してくれた理由は,社会的意義の高いプロジェクトだからこそ,利用者さんにやりがいを感じてもらい,自信をつけてもらえると思ったからです。

 この取り組みを通して,環境や福祉に対する一人ひとりの価値観が変わっていくことを願っています。
資金の使い道

商品製作費:283,100円
郵送費:102,300円
交通費や雑費:15,100円
クラウドファンディングサイト手数料:49,500円 (9%+税)
一般社団法人そばくりラボ運営費およびSEC大賞事業費*:50,000円

*社会的価値創造にむけた活動を推進していく所存です。
 詳細は,活動報告書にまとめます。
実施スケジュール

5月~7月 廃棄衣料の実態調査,商品企画,パートナーの開拓,理論・事例研究の発表
7月~8月 試作品づくりと完成,広報媒体などの作成
8月下旬 HP開設
9月10日 クラウドファンディング開始
10月26日 クラウドファンディング終了
11月中旬~ リターン発送

<募集方式について>
 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も,計画を実行し,リターンをお届けします。
リターン

 私たちのリターンは,片手で開け閉めができ,開けっ放しにならないバネ口ポーチ3種類と,トートバッグ1種類です。リターンは,全て株式会社チクマの未活用生地を用いて,就労継続支援B型事業所に所属している方々が一つ一つ丁寧に製作したものです。私たちの商品「WITCHILL」をご紹介します。

(1)ミニサイズのバネ口ポーチ

H:9cm W:8cm 

 カバンの中で迷子になりがちな物を入れることができ,またコインケースとしても使用できます。チェーンをつければ,カバンにぶら下げることも可能です(チェーンはついていません)。

(2)縦長サイズのバネ口ポーチ

H:19cm W:8cm

 ペンケースや眼鏡ケースとして使用できます。

(3)マチ付きのバネ口ポーチ

H:14cm W:15cm D:6cm

 コロナ禍で必需品となった消毒液やウェットティッシュを入れられる程たっぷり収納ができます。

(4)マチ付きのトートバッグ

H:36cm W:34cm D:6cm

ノートパソコンが余裕で入るバッグです。

 <生地素材について>
 なお,これらのバネ口ポーチおよびトートバッグの生地素材ですが,未活用生地はさまざまな種類が少しずつ出るので,製品1点1点,異なる生地素材を使うことになります。
 例として,ポリエステルとウールの混紡(学校制服生地)や,和紙とポリエステルの交織(ビジネス用制服生地)などを使用しています。

 すべての商品に,「衣の魔女」のピスネームが縫い込まれます。

よくあるご質問について

Q.廃棄衣料と未活用生地の違いは何ですか?

A. 廃棄衣料とは,製作・販売・消費後といった衣料のライフサイクルの中のさまざまなシーンで廃棄される布類のことです。未活用生地とは,廃棄衣料の中でも製作に入る前のきれいなままの状態を保った生地のことです。今回の衣の魔女プロジェクトでは,サンプル生地や,製作に入る前に変更になった生地などを使用しています。

Q.色や柄は選べないのですか?

A.一つ一つ手作りの商品になっています。布のどの部分を切り取