関大生が本気で廃棄衣料問題に取り組んでみたら,衣に魔法をかけてしもた!

関大生が本気で廃棄衣料問題に取り組んでみたら,衣に魔法をかけてしもた!
関西大学商学部横山ゼミ「衣の魔女」プロジェクト・チームは,SDGsに配慮した商品として,バネ口ポーチとトートバッグ「WITCHILL(ウィッチル)」シリーズを開発しました。企業・福祉事業所と協働して展開しています。皆さまがこの商品を手にすることで,環境や福祉に貢献することになります。

はじめに

 はじめまして。関西大学商学部横山ゼミ「衣の魔女」プロジェクト・チームです。
 私たち横山ゼミは,ソーシャル・アントレプレナーシップと協働について,文献研究とともに,実践を通して学んでいます。

 「衣の魔女」プロジェクトでは,「廃棄衣料問題」を検討してきました。その中で,ビジョンを共有してくださった,株式会社チクマとタッグを組み,その未活用生地をアップサイクルして,新商品「WITCHILL(ウィッチル)」シリーズを開発することにしました。商品を製作してくれるのは,福祉事業所の障がいのある方々で,彼らの工賃向上を図るように計画しました。

 この「衣の魔女」プロジェクトで貢献できるSDGs目標は,以下の5つです。すなわち,皆さんがこのプロジェクトを支援してくださることで,以下の5つの目標にちょっぴり寄与することになるのです。
    目標4:質の高い教育をみんなに
    目標8:働きがいも経済成長も
    目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう
    目標12:つくる責任,つかう責任
    目標13:気候変動に具体的な対策を
    目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

 さらに,私たちは,このプロジェクトで得た収益をもとに,社会的価値創造にむけて協働している事例を発掘して応援する新事業(SEC大賞事業)を展開していきたいとも考えています。そのために,一般社団法人そばくりラボ(Social value creation lab.)を設立します。

               https://sobakuri.com/

 
  ぜひこのプロジェクトを応援してください!

 なお,下記の本文が長くなりますので,お急ぎの方はまずは
       「約3分でわかる!横山ゼミの魔女project」の動画をご覧ください。

 また衣の魔女プロジェクトでは,研究調査活動の一環として,クラウドファンディングに関するアンケート調査を実施しております。これをご覧になっている皆さま,お時間が許す時に,下記アンケート調査にご協力くださいますようお願い申し上げます。
 このサイトをちょっと覗いただけの方でも,ご支援いただいた方でも,ご支援を見合わせた方でも,誰でも回答していただける内容になっておりますので,ぜひ一人でも多くの方に,このアンケートに回答いただけると有り難いです。アンケート結果については,横山ゼミのホームページ等で,公開するようにいたします。

 https://forms.gle/rfQrBNZWH2FQZPQWA
解決したい社会課題

 私たちが取り組むメインの社会問題は,(1)「廃棄衣料問題」,(2)「就労継続支援B型事業所(福祉事業所)の工賃の問題」の2つです。

 (1)廃棄衣料問題

 皆さんは,服や布製品を買うとき「売れ残ったものがどうなるのか」,捨てるとき「地球にやさしい廃棄の仕方」を考えたことがありますか?

 私たちは,横山ゼミの先輩方のプレゼンを聞いて,この「廃棄衣料問題」を身近に考えはじめました。

「廃棄衣料」の中には,布製品の製作過程で出た端切れや,使わなくなった布製品,流行遅れや季節はずれになって売れ残った服などがあります。

現在の日本では,年間48万トン以上もの廃棄衣料が,焼却や埋立ての方法で,処分されています。そのCO2排出量を考えると,地球にやさしい処分方法であるとは言えません。

出所:環境省 サステナブルファッション https://www.env.go.jp/policy/su