はじめに・ご挨拶
どうぞお時間の許す限り私共の想いを読んで頂ければと思います。
当社は食い倒れの街大阪を中心に札幌・福岡・沖縄に飲食店を展開しております「株式会社N・I」と申します。
創業以来「安くて旨い」をモットーとし、栄養価が高くヘルシーで注目度が高まっている食材である馬肉をメインにした居酒屋「大衆酒場 馬王」や本場北海道の漁師さんや全国各地の漁港から直送して頂いている新鮮な海鮮をメインとした「北海道海鮮 にほんいち」を中心にFC店含む23店舗を運営しておりましたが、今回の新型コロナウイルスの影響で大幅減収、苦慮の末にFC店含め6店舗の閉店を決断致しました。
2020年9月以降梅田東通りにラーメン店を1店OPEN、北海道札幌のつなぐ横丁内に4店舗OPENし業績を好転換出来るよう取り組んでおります。
今回CAMPFIRE3度目のクラウドファンディング挑戦でございます。
2回共に沢山のご支援で雇用維持、店舗維持の助けとなりまして皆様のご協力に感謝しております。
厳しい状況が続きながらも行政の支援金・協力金・助成金の申請や金融機関様からの借り入れでこのコロナ禍をじっと耐えている状況で、運営している殆どの店は店を開けることができず休業を続けています。
しかしながらテイクアウトやデリバリー、ご馳走Foodという名前のネット通販を始め、少しでも売上に繋がる取り組みをし、コロナ禍を乗り切りお客様方と笑顔で再開出来る日を希望に日々精進しております。
生産者や納品業者様とタッグを組んでお客様に「美味しい」を届けています
このプロジェクトを立ち上げた理由
我々飲食店が厳しい状況なのはメディアにかなり取り上げられる為、かなりの方に理解して頂いてますが、我々より更に危機的な状況に置かれている業界が他にもあります。
それは飲食店に食材を届けてくださる仲卸や生産者です。
お客さんの来なくなった飲食店が食材の購入を控えれば在庫が残り、生産計画が変われば不要な経費が膨れ上がります。
牛や豚、カキなど畜養の生産者も事情は同じで、毎日餌をやらなければならないし、ある程度の大きさになれば食用に加工しなければなりません。野菜だって売れないからといって畑に放置することはできません。
折角沢山の水揚げや収穫があっても売れなければ廃棄せざるを得ませんし、出荷が出来なくなることで不要な支出が増えるのです。
お世話になっている小樽のうに漁師の方に会いに行き、小樽市場の見学もしてきましたが、例年に比べ活気がなく鮮魚は値段は4分の1ほど、ウニも例年の半分以下の値しかついていません。
セリの金額を聞いて落胆の表情の漁師と加工業者、命がけで取ってきたうにとそれを美味しく加工するために働く報酬が更に重たくのしかかり、廃業が視野に入ってきます。
政府や自治体の支援は細やかさに欠ける上、このコロナ禍が続くようであれば1次産業の元来の問題である後継者不足と併せ廃業を検討する生産者が増える状況ではないかと危惧しております。
そうなると優良な産地品が消えたり全体価格の押上げが起こり高級品化が進み、滅多に口にできないものが増えていく『食料問題』が起きてしまうかもしれません。
『年中買い物客で賑わう札幌市場場外もシャッターを下ろしているお店がほとんど』
私たちの商品のこだわり
私共は、品質の高いものを提供する為に日本全国の産地に足を運び、生産者様と直接契約し、大量仕入れを実現することでコストカットしお客様に喜んで頂ける価格での提供に努めて参りました。
数多くの取引の中で思