コロナとオヤジの急逝で大ピンチの実家。明石で35年の味と地域の交流の場を守りたい

コロナとオヤジの急逝で大ピンチの実家。明石で35年の味と地域の交流の場を守りたい
今年5月に急逝した店長(親父)が残したレシピノートを元に調味料を制作し、ボトルに詰め販売する。中でも、まずは長期保存が可能な自家製ポン酢や、実際に”寿司一休”で使用していたすし酢を、店頭や自社ホームページ等で販売をし、近隣の方々だけではなく、離れた地域の方にも召し上がっていただけるようにしたい。

はじめに・ご挨拶

皆様初めまして。突然ですが、どうか皆様のお力添えを願います。

私の実家は明石市貴崎で地域の皆様に支えられ35年の老舗寿司店の“寿司一休”です。

私は店を継がず、後期高齢者目前の夫婦(父と母)が2人で営業をしておりましたが、新型コロナウィルスの感染拡大防止による休業や時短要請等の影響でこの1年以上危機的な状況でした。そんな中でもお店を続けて行けたのはご近所様や常連様のお陰でしたが、今年の5月に父が急逝してしまいました。

生前に病室で2人きりで話をする時に「修行も何もしていないし、コロナがこんな状況で悪いけど今から 店を継ぐのは難しいよ…でも、何とか残せるようにしてくから」と約束をしました。しかし、そうは言ったものの技術を要するお寿司を作れる人間がいなくなってしまったので、いよいよ本気で店を閉める事も考えました。

このプロジェクトで実現したいこと

コロナ禍の自粛要請で店内飲食に制限がある中、一休の店長(親父)自家製のこだわりポン酢・寿司酢をボトルに詰め、ネットや店頭で販売しご家庭に届けたい。

ボトル詰め作業に必要な充填機と打栓機、ラベル用プリンターなどを購入したい。
プロジェクトをやろうと思った理由

父と母が立ち上げた店だったので「最後も店で」との想いからお葬式も店で実施したのですが、ご近所様や常連様達が3日間で延べ100名以上参列をして頂いたのを見て、形は変えても店と“寿司一休”の味を残したいと改めて思いました。まずは7月から母ひとりで店の業態を定食屋に変え、何とか店を続け今に至っております。しかしながら、コロナ第5波の休業要請により“寿司一休”の運営状況は以前より更に厳しく、また、仮に平常な生活に戻れたとしても既に寿司店ではない店で、出前も出来ないのではコロナ以前の経営状態に戻す事は不可能です。そこで、全く新たな営業や運営の方法を考えていたところ、父の遺品の中にレシピノートを発見しました。そこで、店長自家製の調味料を瓶詰めにして販売、その中でもまずは長期保存が可能で、手前味噌ながら特に美味しいと思っている『すだちポン酢』と、“寿司一休”のシャリの元である『寿司酢』をボトルに詰め、店頭やインターネットで販売してはどうだろうと。うまくすれば店を閉めてしまわず、引き続き常連・ご近所様が何時となく来てもらえる場所を無くさなくても済むのかも知れない、と考えたことがきっかけです。

これまでの活動

ポン酢・すし酢のボトル詰め販売の許可申請を保健所に提出済

小規模事業者持続化補助金の申請中

ラベルデザインの作成、試作品の作成並びに栄養成分検査実施済

資金の使い道

ボトル詰め作業のために充填機(約400,000円)と打栓機(約100,000円)購入の頭金。

ボトルのラベル印刷用プリンター(約60,000円)

賞味期限検査の費用(3種で合計約100,000円)

ポン酢、寿司酢の費用(原料、ボトル等)

CAMPFIRE手数料。
リターンについて

すだちポン酢(220ml)

三代ポン酢(220ml)

寿司酢(150ml)

寿司一休特製みそ漬け(4切れ入り)
実施スケジュール

8月に賞味期限の検査を検査機関へ依頼しています。保健所からの連絡(届出に対する結果通知)を待って、まずは店頭での販売。 9月下旬からはホームページでのインターネット販売。10月に打栓機と充填機を購入し生産効率を上げた上で、11月頃には楽天等のネット販売サイトへ出店予定です。

同時進行で、レシピノートを参考に商品の開発(土佐酢、冷麺