携帯型聴覚サポート機器による高精細音響で会話も音楽も自然な聴こえリスニングモニター「comuoon Pocket」

耳鼻科医も認めた 新世代型集音器が登場!米国脳科学学会で報告された特許技術「SonicBrain®️」搭載リスニングモニター「comuoon Pocket」
comuoon Pocket(コミューン ポケット)は音質を追求して開発された、全く新しい携帯型聴覚サポート機器です。従来の補聴器や集音器と区別するために、私たちはこれを「リスニングモニター」と呼んでいます。人の声が聴こえやすいのはもちろん、家や出先で味わう音楽や映画、森や浜辺での自然の音をより臨場感を持って楽しむこと...

ら通した音を聞いた時の、難聴者の脳の反応をあらわしています。右のcomuoonの結果の方が、より強く脳が反応しています。つまり、より聴きとりやすく、よりリアルな音が聴こえているといえるのです。

Neuroreport 28(12): 712-719, 16 August 2017

comuoon Pocketの外見的特徴

comuoon Pocketの音質向上の工夫は何よりもまず、デザインにあらわれています。

イヤホンマイクと本体マイクの併設

よい音を出力する大前提として、音をなるべくよい状態で集音する入力段階が重要になります。comuoon Pocketは耳元で自然に聞こえる音を再現するため、耳介を活用した集音効果を狙ってイヤホン部にマイクロフォンを設置する形状としました。一方でボリュームなどを操作する本体部分にもマイクを設置。騒音下での集音効果を高める補助的な役割を果たしています。
ノイズ混入を避けるLED表示

液晶画面は内蔵アンプへのノイズ発生のリスクがあります。一般音質では問題とされないレベルですが、comuoon Pocketでは高精細音響を目指すために液晶モニターを廃止。もちろんLED表示などにより、ユーザービリティも担保しています。結果的にコストダウンと機能のスリム化も実現。とにかくよい音が聴こえるリスニングモニターという命題に向かって一直線に開発しました。
装用テストから導き出されたイヤホン部のマイク角度

試作機により利用者への装用テストを実施。検証を加えてイヤホンの角度を微細に調整しました。これにより出力音の抜け漏れを防ぎ、快適な付け心地を実現しました。
高級オーディオレベルの具体仕様

ここでは、外見からは見えない部分の具体的な仕様を紹介します。comuoon Pocketの高音質を実現するのは、高級オーディオに使われるのと同等レベルの技術やマテリアルです。それらをポケット大の持ち運びサイズにおさめることに成功しました。
デュアルモノ・バランス型ヘッドアンプ

デュアルモノ・バランス型アンプは、左右それぞれのチャンネルごとに1個のアンプを使用することにより、ノイズに強くクリアで高出力なサウンドを実現します。左右のアンプ回路を分離してバランス駆動することで、信号が混ざり合うクロストークを排除しよりクリアな音声出力が可能となります。
大容量電源回路

電源部に1000mAH以上の大容量Li-Poバッテリーとリカバリースピードの速いSiCダイオードを採用。電源の応答速度を向上させ、大信号時のレスポンス向上を実現しています。
最新プラグ「PENTACONN」

本体とイヤホンマイクを繋ぐプラグには、高級オーディオ機器で採用が広がっている4.4mm 5極のPENTACONNプラグを用いています。ケーブル内で左右の音の信号が混ざることを防ぎ、アンプから出力された音をクリアなままイヤホンまで届けます。
医療現場で語音明瞭度改善を実証

臨床実験として、軽度から中等度までの難聴者100名に、comuoon Pocket試作機を利用していただきました。比較検査を行い、comuoon Pocketにより高精細音響により、語音明瞭度が改善できることが確認できました。

comuoon Pocketの語音明瞭度評価試験結果  
※独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 聴覚障害研究室協力

また比較検査を担当した独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 聴覚障害研究室室長の和佐野浩一郎氏に、結果を受けてご意見をうかがいました。