はじめに
皆さま、はじめまして。私たち「ももたろう岡山 虹の祭典実行委員会」は、誰もが生きやすく自分らしくいられる社会の実現を目指し、中国地方で初となるレインボーパレードを実施することを目的に、有志が集まって岡山で設立した団体です。当団体では、2021年9月20日(月・祝)に岡山市内でレインボーパレードを開催するために、現在、鋭意準備を進めております。
「ももにじ岡山」共同代表のご挨拶
市川明美 「ももにじ岡山」共同代表
初めまして。「ももたろう岡山 虹の祭典(ももにじ岡山)」共同代表の市川明美と申します。プラウド岡山の一員としての啓発活動や、セクシュアリティに関係なく誰もが自分らしく居れる場所として飲食店を経営してきました。中学生の頃、自分が女性として女性を好きなことに気づきました。でも誰にも言えず、いくら好きでも将来結婚できない状況に絶望した経験もあります。この数年間の間に社会状況もどんどん変化してきて、岡山市でも昨年度パートナーシップ制度が成立いたしました。昨年コロナ禍で延期しておりましたパレードですが、今年も開催するべきかどうかとても悩みました。ですがコロナや自粛生活等の環境の変化により、多くの人が将来の不安、孤独を深める中、家族や友達に会えず、孤立感を感じていたり、子供たちも含め周囲にカムアウトできず悩んでいる当事者の方々に、私たちがここに存在するということをアピールすることにより、「あなたは一人じゃないよ」ということを伝えたい。岡山の未来が、LGBTQ+のことももちろん、他の様々な多様性も認め合える、住みやすい街に変わると信じて歩きたいと思います。ぜひ一緒に歩きましょう!
浅沼智也 「ももにじ岡山」共同代表
はじめまして。「ももたろう岡山 虹の祭典(愛称:ももにじ岡山)」の共同代表をしている浅沼智也と申します。僕は岡山県総社市出身のトランスジェンダー男性です。高校2年生まで僕はトランスジェンダーであることを誰にも言えずに生活をしていました。そして、高校卒業後逃げるように県外へ出てトランジション(性別移行)を始めました。当時は岡山で自分らしく胸を張って生きていくなんて難しいと思い込んでいました。しかし、県内でLGBTQ+当事者やアライ(LGBTQ+当事者ではないが、理解し支援しようとする人)と出会う機会が増えたことで自分らしく地元でも徐々に過ごせるようになりました。また、2018年から現在まで総社市で男女共同参画推進委員も務めております。僕が生まれ育った岡山県が誰もが自分らしく過ごせる県になってほしい・生きづらさを感じ岡山県を離れたLGBTQ+当事者も帰りたいと思えるような県にしたくパレードの開催を決めました。また、LGBTQ当事者もそうでない人も共に生きていることを伝えたいと思いました。是非、皆様、ご支援ご協力のほど宜しくお願い致します!
「ももにじ岡山」実行委員&アドバイザーからのお願い
山縣真矢 「ももにじ岡山」実行委員&アドバイザー
NPO法人東京レインボープライド顧問/「結婚の自由をすべての人に」訴訟原告
20年以上にわたって東京で、プライドパレードの運営をはじめさまざまなLGBTQ+の活動を行ってまいりましたが、生まれ育ちは岡山県倉敷市です。高校卒業まで過ごし、今も両親は倉敷の実家で暮らしています。2019年末に、「岡山でパレードをするので手伝ってもらえませんか」と共同代表の浅沼さんから声をかけていただき、ふるさと岡山でのパレード開催を大変嬉しく思い、「えーよ!!」と即答しました。当初は2020年9月の予定で