。PRESTIN®︎エンジンは、その死滅している外有毛細胞の「その先」ラセン神経節細胞に音の振動を伝えます。
聴覚センサーである外有毛細胞は一本一本それぞれ高い音から低い音までを拾います。この細胞は死滅してしまうと再生することはなく、その有毛細胞が担当する音は拾えません。加齢性難聴をはじめとした、感音性難聴の主な原因はこの点にあります。補聴器や集音器などは音量を上げることで外有毛細胞に振動を伝え、聴こえるようにする仕組みですが、音量をあげてもセンサーが死滅しているので音を拾うことができません。
新開発の「PRESTIN®︎エンジン」は、従来の骨伝導製品の課題を解決しました。 側頭骨や皮下脂肪による振動の減衰を抑えることで、従来のデバイスでは不可能であった、子音部分を含む可聴帯域の全周波数をラセン神経節細胞に伝達することができます。 これにより、語音明瞭度が飛躍的に向上しました。
聴こえに重要なのは語音明瞭度
こちらは高度感音性難聴の聴こえを再現した動画です。
この動画の通り、感音性難聴(加齢性難聴)では高音域が聴き取りづらくなっているので、音が聞こえていても言葉の明瞭度が悪いため単語として認識しづらくなります。
こちらは補聴器の聴こえについて、補聴器を購入・使用した方から寄せられたご相談内容です。万全に思える補聴器も、実は聞き取りやすさについて懐疑的な部分があることがわかります。
フルワイヤレスで聴こえを身近に。
不可能と言われた小型化・効率化を実現
厚生労働省 平成25年度障害者自立支援機器等開発促進事業の採択を受け 高度難聴の方でも聴こえることを実証した、PRESTIN®︎エンジンは当初「きのこ」という名前の360gのとても大きなデバイスでした。最新モデルでは、「きのこ」の性能を保ちながら33gという軽量小型化サイズを実現。この小型化・効率化の進化がフルワイヤレス化を可能にしました。
人それぞれの頭部形状にフィットします。
難聴で悩む若年層にもフィットします。
本当の聴こえを諦めない。
開発への想い
●子供の声もよく聴こえない。音楽なんか全く聴こえない。その人たちに、それらを全て取り 戻せるものを今回つくりました。全てワイヤレスで、誰でもが、何処でも使えるように。
●昔聴いていた以上に、音楽なども楽しむ。そういうような、”充実した人生” というのが本当の人生100年時代のこれからの生き方だと思います。
メディア掲載実績
プロジェクトスケジュール
2021/9月 製造開始予定
2022/1月 発送開始予定
製品仕様
FILLTUNE Full Wireless model “CLEAR”
通信方式
Bluetooth Ver5.0
プロファイル A2DP, AVRCP, HFP/SBC
デバイス 超磁歪式骨伝導デバイス
ボタン Power/Vol+/Vol-/PLAY PAUSE
充電 USB Type C
マイク 通話用 集音用(ステレオ)
動作時間 4時間(音楽) 5時間(集音)
充電時間 1.5時間
サイズ 高さ 約161mm/幅 約177mm/ヘッドトップ幅 約42mm
重量 200g
同梱品
充電用USBケーブル(マグネットタイプUSB TYPE-C to USB-A)
ACアダプター
USB Type-C 3.5mm 変換アダプタ(LINE入力用)
保証書・取扱説明書
開発中につき、記載している仕様、価格、デザインなどは予告なしに変更することがあります。