神戸発!「シェアハウス」×「留学生の進学を応援する奨学金制度」プロジェクト

神戸発!「シェアハウス」×「留学生の進学を応援する奨学金制度」プロジェクト
コロナ禍で経済的に厳しい留学生、そして留学生が進学する際に日本語学校の学費と進学先の入学金の支払いが重なり、留学生にとって最も苦しい「2年生の秋」そんな留学生の進学を支援するための奨学金制度を作ります。そして奨学金支給には企業や行政、地域が関わるというまったく新しい給付型奨学金プロジェクトです。

、進学を希望する留学生からは「試験に合格しても学費が払えるかわからない。」      「入学金の納付期限があるのにアルバイトが減らされて払えるかわからない。」という切実な声が多く聞かれました。                 

そういった中でコロナの貸付を申請する留学生が増加しています。中には未成年の留学生が100万円を超える貸付申請をしているケースもあります。

これらの課題を解決するためにコロナで困窮する留学生を対象に給付型の奨学金を支給したいと考えています。留学生が健全に勉学に励むことができる環境を提供し、コロナ禍でも「学ぶ機会」を失わない支援が必要であると考えます。

〈ミャンマー人留学生特別枠について〉

現在国内の情勢が厳しいミャンマーからの留学生がいます。現在、国のあらゆる動きがストップしており、銀行が機能していません。そのため母国にいる御両親や親せきからの経済的な支援を受ける事が出来ません。家族の安否もわからない、連絡がなかなかつかない、精神的にも経済的にも非常に苦しい留学生。私たちは現在ミャンマー人留学生への食料品提供を主にしていますが、彼ら彼女らが口にするのは「生活への不安」「未来への不安」です。

リターンの中にある「ミャンマー人留学生特別枠」を支援してくださった場合は全額ミャンマー人留学生への奨学金として管理します。今年度はミャンマー人留学生が1名選考に残っているため、このリターンを支援してくださった場合、最大20万円が同留学生への奨学金となります。20万円以上の御支援を頂いた場合は来年度への繰越金とさせていただきます。
これまでの活動

2020年新型コロナウイルス感染症拡大によってまず打撃を受けたのは、実は私たち運営団体でした。 神戸市兵庫区にある「国際交流シェアハウスやどかり」は留学生・技能実習生・旅行者すべての往来がストップし、経営の見通しがたたなくなりました。一時は閉館や廃業も考えましたが「やどかりを残してほしい」という留学生の声に押され、初めてクラウドファンディングに挑戦しました。キャンプファイヤーを通じて皆様に助けていただいたことを忘れずに、活動を続けてきました。 

(毎日新聞2020.5.13)

皆様に助けて頂き、活動が継続できるようになってから、まずはコロナで生活が困窮する留学生に食料品を無償で提供しました。2020年度で提供できた留学生は110名です。中国、ベトナムの留学生を中心に無償提供を行い、2021年度は新たにエジプトやネパール等のムスリム・ヒンドゥー教の学生にも食料品を提供しています。食料品はコープこうべ、兵庫区社会福祉協議会などの団体をはじめ、個人の方からも寄付を頂き、現在もこの活動は続けています。

さらに生活が追い詰められた留学生には国際交流シェアハウスやどかりの空室を無償で提供しました。 留学生はシェハウス周辺の清掃活動や布マスク作り、シェアハウスに併設する日本語教室での日本語学習を続け、もう一度自分で進路を探せるようにサポートしています。現在は私たちの支援そして区内の企業様に支援をして頂き介護施設で働く留学生もいます。

私たちは留学生1人1人がもう一度自分の力で歩き出せるような支援を心がけています。そのため食料品を提供したから終わり、予定していた活動期間や予算が終わったから終わりというような支援は行っていません。

今回のプロジェクトで実現したいこと

【2021年度 スタートアップ】

2021年度はクラウドファンディング及びチャリティーコンサートを通して、個人や企業の方に