教職員の声を社会に! 学校現場の声を見える化するプラットフォームをつくりたい!

教職員の声を社会に! 学校現場の声を見える化するプラットフォームをつくりたい!
13年間、教職員の方と関わってきた経験と、過去に行ったネット署名での“変えられる”手応えをもとに、学校現場の声を集めて社会に届けるWEBアンケートサイトとメディアをつくります。子どもも大人も、大切にされる学校をつくりたい。これは「学校をもっとよくしたい」と願う皆さんと共に育てていくプロジェクトです。

初めまして。Demo代表の武田緑です。

私は、全国に民主的な学びを広めるために、教育ファシリテーターとして活動しています。教育に関わる活動を始めて13年。学校での教職員研修や多様な教育のあり方を学べるイベント・国内外の教育機関の視察ツアーの企画などをし、学校現場で奮闘する人たちの思いにたくさん触れてきました。

ゆとりのない学校現場には今、増え続ける教育内容への対応や虐待・非行・不登校への対応、家庭や地域との連携、教員の多忙化など、さまざまな課題が山積しています。

学習内容がわからず授業についていけない子、学校のルールに疑問を感じながら過ごす子、授業中も机に突っ伏して寝ている子・・・。多様な子どもが過ごす学校で、必死に働きながら、困り感や疲労感を抱えている先生は、決して少なくありません。

学校には先生以外にも、事務職員、用務員、給食調理員、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、ICT支援員など、子どもの成長を支える大人たちが勤務しています。「子どもたちのために自分ができることをしたい」「学校が抱える課題をどうにか解決したい」、そう願っている人が大多数です。ですが残念ながら今の学校は、そんな大人たちが体や心の余裕を持って働ける場所になっていません。

現場の教職員が「困っていること」や「願っていること」、日々働きながら感じ、考えていることの中には、学校をよりよくするヒントがたくさん詰まっているはずです。そこで私たちは、学校現場の疲弊と窮状をどうにかするためにできることとして、学校現場の声を見える化し、課題解決につなげると同時に、教職員が元気になれる仕組みをつくろうと考えました。

まずは私たちがやろうとしている取り組みの概要を、動画でぜひご覧ください。※音が出ます。

学校で働く大人たちの声は、教育政策を決める行政や議会、市民・地域の方、保護者にはほとんど届きません。なぜならその多くは、教職員の胸の内や職場内に留められたままだからです。「School Voice Project」は、子どもたちの思いが大切にされる教育をつくっていくためには、大人たちの思いも大切にされる必要があると考えスタートしました。

5年後までに教職員10万人の登録を目指す大規模プロジェクトです。たくさんの現場の声を集め、学校や社会に影響を与えられるプラットフォームに育てていきたいと思い、すでに学校をよくしたいと願う100人の仲間とともに動き始めています。そのほとんどは現職の教職員の方です。

ネット上で気軽にアンケートに答えられる仕組みをつくり、現場の教職員の方から、さまざまなトピックついての意見や思いを集めます。そしてそれを、現場で活かせるようにまとめて発信したり、世の中や行政に届けるアクションを起こします。

↑ WEBアンケートサイトのイメージ ↑

WEBアンケートサイト「フキダシ」の特徴は3つあります。

・ユーザー登録時には、校種、勤務年数、勤務自治体などの項目を入力していただきます。

・教員だけでなく、事務職員、用務員、給食調理員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、ICT支援員など、学校で働くさまざまな職種の人にご登録いただけます。

・SNSと違い、一定の個人情報を入力の上、ユーザー登録をしていただくことで、集まっている声の信頼性を担保します。(ニックネームと職種以外の情報は公開はされず、事務局のみが把握できる仕組みです。アンケートの分析や、アンケート対象の絞り込みのために活用します。)

※実名や勤務校名は必須で