年間48万トンの『衣類ロス』を減らすアップサイクルプラットフォームをつくりたい!

年間48万トンの『衣類ロス』を減らすアップサイクルプラットフォームをつくりたい!
家庭から出る廃棄衣類は年間48万トン。この社会課題の解決に向けて藍染めや黒染め、珈琲染め、草木染めなどを行っている全国の染工房の方々にクローゼットの中にある大切な衣類を染め直していただき、循環させるアップサイクルな“衣類染め直しプラットフォーム”を構築します。『衣類ロスゼロ』を目指してーー。

工房様のストーリーを届けていき、活動内容に共感した染工房に染め直しを依頼できるような仕組みづくりをしていきたく準備を進めています。

現時点では各工房様が各自で染め直しのサービスを展開されていらっしゃいますが、それらが集約されたメディアやプラットフォームが存在していないかと思い、プラットフォームの構築によりユーザーの方がより染め直し工房を手軽に見つけ、依頼できるようにできればーー。

それによって、藍染めや黒染め、珈琲染め、草木染め、野菜染めなどを行っている染工房などのパートナーたちと「物語のある服をずっと着続けていたい」個人をプラットフォームでつなげていきたいと考えています。

捨てるか売るかで迷っていた思い入れのある服が、カラフルに、そして、ずっと着ていたい服に生まれ変わる。使用しなくなった服の行き先にあらたな選択肢をつくっていけたらと。

「somete」によって、衰退しつつある藍染めや草木染めなどの伝統工芸の良さを伝えることに一役買うことに繋がり、廃棄野菜や廃棄珈琲豆を活用し捨てられるはずだった服の染め直しで、衣類ロスだけでなくフードロスの削減にも貢献。

染める人もつかう人も、そして環境にもよい、そんな世界観のサービス展開を目指しています。そこでまずは「衣類の染め直し」という選択肢があることを多くの方に知っていただき、体験機会を増やしていきたいという想いがあります。

※アップサイクルとは、創造的再利用(クリエイティブ・リユース)のことを指す。リサイクルと異なり、単なる廃棄物の原料化や回収再利用ではなく、より価値の高いものを生み出すことを目的としている。英ケンブリッジ辞書が「アップサイクリング」をワード・オブ・ザ・イヤー2019として認定するなど、世界中で環境問題への関心が高まりつつある。
“カラフルな”染め直しの事例

染め直した服って、どんなイメージなの?という方も多いと思います。

ここでは、すでに提携パートナーになっていただいた、あるいは提携交渉中の工房様が紹介されている記事やいただいた画像をもとに、染め直し後衣類のイメージが伝わる内容をお伝えします。

【黒染め】京都紋付(KUROZOME REWEAR FROM KYOTO)

公式HP:https://www.k-rewear.jp/

【藍染め】藍屋テロワール(紺屋 koya)

公式HP:https://aiya-terroir.com/koya

藍染めの他事例

【珈琲染め】福井プレス

詳細:https://somete.jp/kobo/fukuipress

珈琲染めの他事例
【草木染め】マイトデザインワークス

公式HP:https://maitokomuro.com/
これまでの活動

本プロジェクトは、インキュベーションプログラム「STARTUP STUDIO by Creww」に採択されています。

2020年の秋ごろよりsometeの土台となるサービスの構想を練り始め、2021年5月に「STARTUP STUDIO by creww」に応募し採択。支援を受けているところです。

また、これまで、染工房様に直接足を運ばせていただいたり、コロナ禍の影響もありオンラインでの提携のご相談をさせていただき、本プロジェクトに共感いただいた10以上の工房様にsometeのパートナーに参画いただいております(今後パートナー工房様は順次拡大予定です)。

更に、現在someteサービスの事前登録者様を募集させていただいておりますが、じわじわと登録者数が増えてきております