菜への向き合い方を変える食育プロダクト「やさいのキャンバス」
ローカル×サーキュラーエコノミーをテーマにしたイベントも多数開催しました
②長年愛用していた黄ばんだ白シャツを藍染め。捨てるはずのシャツが「愛シャツ」に。
きっかけは、妻から誕生日プレゼントとしてもらった白シャツでした。3年ほど愛用していたシャツでしたが、首元などの黄ばみが強くなり、リユースショップで売るか、捨てるか迷っていたんです。
でも、せっかくもらった思い入れのあるシャツなので、手放したくない…何かいい方法はないか。そんな時に思いついたのが、「染め直し」でした。
ローカルメディアの活動を行う中で、以前から地元(埼玉県のとある地域)にも藍染め工房があることを知っていました。
そこで工房に問い合わせ、染め直しを行い、今ではそのシャツがヘビロテするほど、お気に入りの一着になっています。
染める前の黄ばんだ白シャツ。(見苦しくてすみません。。)
染め直したシャツはヘビロテ中です。
また、藍染め工房の方とお話しをさせていただく中で、この業界が衰退しつつあることや、後継者不足などの実態を聞き、こうした伝統工芸の良さを広く伝えたいと思ったんです。メディア系の仕事をメインにしている僕が、藍染めのような染めの技法があることを届けることで、衣類ロス削減の一助になればと。
③“染め直し”によって、個人・企業・社会が抱える「衣類ロス」の問題解決をはかりたい。
上述した原体験から衣類ロスやフードロス、藍染めなどについてに関心を持ち、調べていくうちに、下記のような課題が浮き彫りになってきました。
1、家庭から年間「48万トン」の服が廃棄されていると言われている
2、着なくなった服は「捨てる」か「売るか」の二択
3、藍染めなどの日本の伝統工芸が衰退と、フードロス問題
これらの課題を、“染め直し”の力で解決し、衣類ロスやフードロス、伝統工芸の衰退などさまざま課題の解消が進むように取り組んでいきたいなと本気で思ったんです。
someteの展開イメージ
someteは「クローゼットに眠る大切にしたい服」と全国の染工房を結び、染め直しにより※アップサイクルしていくことで、「ずっと着たい服」へと生まれ変わり、プラットフォーム内で生まれ変わった服が循環していく(お気に入りの服はご自身で着続けていただくことももちろんできます)。
そんな世界を目指しています。このプラットフォームでは、下記のような展開を想定しています。
・好きな染工房に自分の大切な服の染め直しを依頼できるプラットフォームの構築
・衣類ロスゼロなどの循環型経済に挑戦する人や染工房のストーリーを届けるWebメディアの立ち上げ
・個人や法人、自治体から古着の回収や買取りをし、染め直して販売するD2C型アップサイクルブランドの展開
・個人や法人、自治体から古着の買取りや回収をし、染め直した衣類をシェアリングする月額定額制サービスをリリースなど。
なかでも、衣類ロスを削減する最初の取り組みとして、「染め直し」という技法があることを啓蒙していくべく、まずは
①好きな染工房に自分の大切な服の染め直しを依頼できるプラットフォームの構築
②衣類ロスゼロなどの循環型経済に挑戦する人や染工房のストーリーを届けるWebメディアの立ち上げ
に注力していきたいと思っております。
①は、伝統工芸や廃棄珈琲豆、廃棄野菜などの「天然染料」を用いて衣類を染め直し、循環させる“衣類染め直し”プラットフォームの構築を目指しており、②で全国の染