ル語の文を挿入して、印刷・製本したものとなります。
また、絵本で野菜の大切さを伝えていることを踏まえ、一緒に配るお菓子にも、野菜を使うことを決めました。カンボジアと日本の双方で試作し、メンバー間で意見を交わしながら、人参をつかった米粉のスコーンのレシピを完成させました。人参を活かした食欲をそそる明るい色の、ほんのり甘いおやつになりました。
絵本を読んだ子どもたちが、「野菜パワーってすごい、でもやっぱり、野菜は苦手…」と思ったとしても、この人参スコーンを食べれば、「あれ、人参っておいしい~」って思ってもらえるようなものに仕上がりました。
3個セットで1袋とし、食育絵本の登場人物ミエンちゃんとタナオくんのイラストが描かれたシールを付ける予定です。
最後の一押しを
こうして、絵本もお菓子も、配布の準備が着々と進みました。
しかし、最後の一歩に難関が待ち受けていました。
このプロジェクトは、とある企業から資金援助を約束されて始まりましたが、新型コロナウイルスの影響もあってか、残念ながら援助はいただけないことになってしまいました。しかし、せっかく出来上がった絵本原案とお菓子のレシピを無駄にしたくない、そして何よりもカンボジアの子どもたちのための栄養教育の機会を届けたい、その思いから、クラウドファンディングを通して資金集めに挑戦することを決めました。
実施体制
本プロジェクトのメンバーの多くは日本在住ですが、私自身を含めNOM POPOKに所属する2名がカンボジアに在住しています。お菓子の製造および配布、絵本の印刷、製本および配布は、私たちがカンボジアで行います。NOM POPOK から学校や孤児院に直接配布する(絵本とお菓子の両方を配布します)方法、NOM POPOKから病院に直接配布する(患者さんへの食べ物の配布は認められませんので、絵本のみの配布となります)方法、現地で教育分野に長い活動歴のあるNGO団体を通して学校に配布する(地方にある学校が多いため、消費期限のあるお菓子は配布せず、絵本のみの配布となります)方法で実施します。このため、お菓子と絵本の配布数に差異があります。
配布先の詳細は、以下をご覧ください。
寄贈先一覧
資金の使い道
合計:360,000円
実施スケジュール
8月下旬 クラウドファンディング終了
9月上旬 絵本翻訳完了
9月下旬 絵本製本印刷完了
10月上旬~ 絵本とお菓子のお届け*
10月下旬~ リターン発送*
* 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、政府の方針により、学校へのお届けが予定より遅れる場合があります。ご支援者様には、現地の状況を適宜報告いたします。
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
栄養改善に国境はありません。
カンボジアの子どもたちに健康な未来を届ける活動に、ぜひ加わってください。