クショップの制度化と、新入生全員がもらう学生生活ハンドブックに性的同意の説明を載せてもらうことを達成しました!
大学生時代に仲間とたくさん話し合いをして、アクションを起こしてきました。
どの社会問題にも行動するには高いハードルがありますが、特にジェンダー問題においては、性を真面目に語ることのタブー感や固定化された構造などから「声をあげること」「変化を起こすこと」は決して簡単ではないと私は感じています。
でも同時に希望も感じています。
ここ数年で、たくさんのジェンダー問題が可視化され、それらに対してアクションを起こす若い世代が増えています。
そしてこのページを読んでくださっている皆さんも含め、ジェンダー平等な社会を実現したいと願う人がたくさんいることを実感しています。
だからこそ、社会はもっと良くなるはずだ、と私は確信しています。
ジェンダー平等を実現するために必要なのは、トップが変えてくるのを待つことではなく、自分のコミュニティから変化を起こしていける人を増やしていくことだと思います。
もし私が大学3年生の時にアクションを起こしていなかったら、途中で諦めていたら、大学で性的同意がここまで広まることはなかったです。仲間と一緒に活動することで力が何倍にも膨れ上がり、着実な変化を起こせました。また他大学でも同じような活動が立ち上がり、自分たちが目指す社会が本気で実現できると希望が湧きました。
卒業後活動から離れる学生もいる中で、私はジェンダー問題に関する活動を今でも続けています。それは、社会を変える力が私にはあると学生時代に学んだからです。
性差別・性暴力を無くしたいと思う若い世代が、思いだけで終わらないように、行動するきっかけとノウハウを得られたら。
学生の頃から、自分たちのコミュニティを変えていく活動に関わり、自分たちには社会を変えるための力を持っていると思えたら。
きっと、すべての人が尊重されるジェンダー平等な社会に確実に近づくのではないでしょうか。
今日本に広まりつつある「変えたい」「変えられる」という若い世代のエネルギーを、確実な変化につなげていくための、架け橋となるようなプログラムを、私たちと一緒に実現しませんか?
「ちゃぶじょ・チェンジリーダー・プログラム2021」は性暴力・性差別をなくすアクションを起こす学生リーダーを育てるプログラムです。そのため、何かしたいという思いを持つ学生を対象としています。私たちが最初にアクションを起こそうとしたときに、欲しかった学びの場を形にしました。
自分が所属しているコミュニティで性暴力・性差別をなくしたいと思っている学生が、効果的に変化を起こすために必要なノウハウを身につけ、アクションを起こすための二部構成プログラムです。
フェーズ1ではジェンダー問題に向き合いたいと思う学生に次のような内容を学んでもらいます(最大50人の参加を想定):
ジェンダー・セクシュアリティに関する基礎知識
フェミニズム運動の歴史と論点
ジェンダー問題を構造的に理解して分析する力
身近な社会運動の事例
包括的な社会を目指す上で欠かせないインターセクショナルな視点
(※インターセクショナリティーとは、様々な差別や抑圧は「交差(Intersect)」しているという考え方)
フェーズ1の参加者のうち、実際に自身の大学で変化を起こしたいと思う学生を対象に、フェーズ2を実践します(約10大学からの参加を想定)。
フェーズ2の実践伴走では、自分たちの力で社会を変えて