る絶妙な力加減で色の深みと奥行きを出す
しっかりと裏まで深い色に染められた刺子生地
刺子は、木綿がとても貴重だった江戸時代に着物を何枚も重ね布地を刺し縫いし、保温、避暑、補強の用途として使用されていました。また、江戸時代の火災に勇敢に立ち向かい町を守った「火消し」は堅牢な刺子半纏を身に纏い、命がけで消火活動にあたりました。大切な人の安全と幸せを願った日本の「刺子」は美しい日本の心と文化が脈々と受け継がれてきた証です。
京屋染物店オフィシャルHP
あまり布をアップサイクルした「裂き織」を使用
裂き織は、綿や織維製品が貴重だった東北地方で、日常生活に用いる衣類や布団などの古布を裂いて、細く繊維状にして織り上げた生地です。
「本染め刺子ダウンジャケット」は京屋染物店で染色した使い道のない残布をアップサイクル。
岩手県盛岡市に工房を構える「幸呼来(さっこら)Japan」の障がい者を含む織り子たちの技術によって裂き織にした生地を内ポケットに使用しています。
京屋染物店のあまり布を手作業で裂いて1本のよこ糸にしていく
経糸を通した織り機で一段一段ていねいに織り込んでいく
完成した裂き織生地。手仕事ならではの暖かい風合いとひとつひとつ違う表情が魅力
幸呼来JapanオフィシャルHP
「本染め刺子ダウンジャケット」の女性の着用イメージ モデル:身長168cm サイズS着用
プロジェクト第一弾の「本染め刺子ダウンジャケット」は、今回のクラウドファンディングで限定20着を販売いたします。
刺子も裂き織も大変手間のかかる貴重な生地ですので限定生産となりますことをご了承ください。
また、職人の手作業による生地ですので、画像と風合いが異なる場合があります。
ここからは、Hayachine Madeのオリジナル商品『The Authentic Down Jacket』の、基本性能についてお話しします。「本染め刺子ダウンジャケット」も表生地以外はほぼ同様の仕様となっています。
『The Authentic Down Jacket』の機能①
ノウハウを詰め込んだトリプル撥水
一般的には雨に弱いダウンジャケットですが『The Authentic Down Jacket』は、表面のダウンパックの縫い目をなくし撥水加工された生地を採用することでレインウェア並の高い防水性能を誇ります。
表生地には東レの先端テクノロジーから生まれた防撥水生地「DELFY®」を使用。引っ張りや摩擦に強いタテ70d・ヨコ280dのナイロン糸を使用した防撥水性に優れた生地を採用しています。
表面には雨を弾く優れた撥水加工を施し、裏面には0.2mm厚のPVCをラミネーション加工し、強度と防水性を高めています。
※注意「本染め刺子ジャケット」の表地には、この生地を使用しておりません。
裏生地にも撥水加工された軽量高密度タフタ素材を使用、内ポケットの中の水濡れも防ぎます。
また汗シミや嫌な臭いもつきにくい素材です。
羽毛には、環境汚染の原因となるPFC(過フッ素化合物類)が入っていない撥水性加工されており、ダウンの表面にホコリとヨゴレが吸着しにくく嫌な臭いがしません。
ダウンの表面や裏地にも縫い目をほとんど出さないシームレス構造になっており、ダウンジャケットの弱点である縫い目からの羽毛の飛び出しを抑えます。
肩口や袖、脇の縫代にも水を通さないシームテープを内側から貼った防水構造となっています。街中での雨や雪は完全にシャットアウト。アウトドアスポーツでも安心して使える高い防